左の腕の付け根が痛い!肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法は?

左の腕の付け根が痛い!肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法は?

左の腕の付け根が痛い。

痛みの感じ方や感じる場所、原因となる疾患もさまざまなんです。

肩の関節や腕の筋肉の炎症によるもの、五十肩の痛みが神経を伝わる放散痛、心臓からくる関連痛、その他、わきの下のリンパ節の腫れも考えられますね。

今回は、肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法についてお話ししましょう。


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左の腕の付け根が痛いときに考えられること

左の腕の付け根が痛いとき

【左腕の痛みの原因(可能性)】

  • 心臓からの関連痛
  • わきの下のリンパ節の腫れ
  • 肩関節の炎症(五十肩)
  • 腕の筋肉や付着部の炎症

心臓からの関連痛がもっとも心配

左側ということでまず考えなければならないのは、心臓からの関連痛です。

関連痛とは、悪くなっている臓器から少し離れたところに感じる痛みのことですね。

心臓からの関連痛の場合、左の腕の付け根から腕全体に及ぶことがあります。

また左の首から肩にかけてや背中の左側に感じることもあります。

今までに高血圧や不整脈などの症状がなかったか、左の腕の付け根以外にも痛みを感じる部分がないか、よく考えてみましょう。

単なる筋肉のコリと勘違いしてマッサージなどに通っているうち悪化させてしまう例も珍しくありませんよ。

左側の広範囲のはっきりしない痛みを感じたら「循環器内科」を受診しましょう。

わきの下にしこりや腫れを感じたら

わきの下やその周囲にはリンパ節がたくさんあります。

免疫機能において重要な働きをしているリンパ節。

リンパ節に異変があるときは免疫機能が働いている証拠ですね。

何らかの感染が起きているかもしれません。

発熱や消化器症状といった全身の異変もいっしょにみられたら細菌やウィルスの感染を疑ってみましょう。

またリンパの領域として女性に多い乳がんでも関係するのであわせて考えてみなければなりません。

気になったら早めに「婦人科」で検査されることをおすすめします。

続いて肩関節や腕の筋肉に関係する場合があります。

次の章でお話ししましょう。


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肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法は?

肩の前方に症状が出た場合の原因と対処法は

肩の前方に症状がある場合、肩関節の疾患か腕の筋肉やその付着部の炎症と考えるのが一般的ですね。

「肩関節周囲炎」という名前は聞かれたことがあるかもしれません。

肩関節を構成する関節包や周囲の筋肉の痛みがあり、腕を上げたり前や後ろにねじったりできなくなるのが主な症状ですね。

40~50歳代に多いといわれますが、30歳代で発症することも珍しくありませんよ。

原因は諸説ありますが、はっきりとは分かっていません。

突然、肩や腕の重だるさや腕の上げ下ろしの際の痛みから始まり、徐々に進行し、腕がまったく動かせなくなることもあります。

服を着たり脱いだりといった複雑な動きが特に不便になりますね。

また夜間の痛みが強く出るのが特徴で、不眠を訴えられることも多いですね。

肩関節の前方では、上腕二頭筋や三角筋、その付着部である烏口突起(肩関節の内側)や上腕骨の外側まで放散する痛みが続きます。

このような放散痛(関係している神経を伝わって遠くまで走る痛み)も含まれるので場所がはっきりと特定できない感じがありますね。

「整形外科」が専門で、対症療法として非ステロイド抗炎症剤の投与やヒアルロン酸、ステロイド剤の関節内注射が行われます。

しかし根本的には自然に治るのを待つしかないとされています。

また関節が固まる(拘縮)のを防いだり、すでに固まったものを回復させることを目的に理学療法(リハビリテーション)が行われますね。

症状を悪化させないためにも、整形外科で診察を受け、薬物治療や理学療法を受けられることをおすすめします。

その他、肩関節周囲炎とは異なり、単なる使いすぎがきっかけの一時的な症状も考えられますよ。

多くみられるのが「上腕二頭筋長頭炎」と「烏口突起炎」です。

上腕二頭筋は2つの筋腹に分かれています。

二頭筋と言われるゆえんですね。

長頭の方は、上腕骨を押さえつける形で肩甲骨に付着しています。

短頭の方は、肩甲骨の一部である烏口突起といわれる部分に付着していますね。

両方とも同じ筋肉が関係して、肩を後ろに引いたり上げたり、肘を曲げる動作を繰り返したり、重いものを運んだりしたあとにみられることが多い症状です。

慣れないスポーツをしたり、引っ越し作業のあとなどに痛みを訴えられることが多いですね。

では具体的な対処法をみていきましょう。

五十肩になったときの対処法は?

肩や腕の痛みが強くなると動かせなくなるため、肩関節や周囲の筋肉の短縮などによって拘縮してしまう(関節が固まる)ことがあります。

そうなると痛みがなくなったあとも関節の制限が残ることにもなりかねません。

これを予防するためには痛みをコントロールしながらある程度動かすことが必要になります。

【自分でできる五十肩体操】

  1. 棒体操:棒を使って自然に肩をねじる要素を取り入れる
  2. 壁つたい運動:徐々に肩を上げる角度を増していく
  3. アイロン体操(コッドマン体操):1.0kg程度の重りをもって前方に垂らして揺らす(リラクゼーション)

これら3つの体操がもっともよく行われているので紹介しておきますね。

上腕二頭筋長頭炎と烏口突起炎の場合の対処法は?

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上腕二頭筋の通り道の腱鞘炎(上腕二頭筋長頭炎)と付着部の炎症(烏口突起炎)で、いずれも炎症症状がみられます。

この場合は、痛みを感じる部分がはっきりしており、熱感もあるのが特徴です。

使いすぎが原因ですので痛みが軽減するまでは安静にすることをおすすめします。

数日間で徐々に回復していきますが、筋肉のコリ感が残るようなら軽い運動やストレッチでほぐすのがよいでしょう。

運動の方向は、肩を後ろに引いて気持ちい良い程度に伸ばすとよいでしょう。

反動はつけずにゆっくりと筋肉の張りを感じながら行う程度で結構です。

繰り返すことで血流がよくなり、筋肉の緊張緩和や発痛物質や疲労物質を除去する効果がありますよ。

いかがでしたか?

腕の付け根の痛みにもさまざまな原因や症状がありましたね。

心臓からの関連痛やわきの下のリンパ節の腫れなど、肩の関節や腕の筋肉に直接関係のないものもあります。

あらゆる可能性を知っていることで早期発見につながりますね。

この稿があなたの健康管理のお役に立てましたら幸いです。


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