耳鳴りの原因を徹底解析。左側に「キーン」や「ジー」の音が止まらないときは要注意!

耳鳴りの原因を徹底解析。左側に「キーン」や「ジー」の音が止まらないときは要注意!

耳鳴りは、キーン、ジー、ボーといった音の知覚が止まらない不快な症状ですね。

最近では若年者にもみられ、増加傾向にあるとされています。

なんと40歳代女性の1/3にみられるという報告もあるほどです。

耳の病気やストレス,脳の神経の影響が指摘されますね。

両耳だと脳の神経、左だけ、右だけの場合は耳の問題とも言われています。

今回は耳鳴りの原因について考えてみましょう。


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耳鳴りの原因は大きく分けると3つ

耳鳴りの原因は大きく分けると3つ

耳鳴りという症状は「他覚的な耳鳴り」と「自覚的な耳鳴り」に分けられます。

他覚的なものは,耳の周りの筋肉や関節の音、また血流の音などが実際に本人(他人にも)にも聴こえるものです。

一方、自覚的なものは、音源がどこにもないのに本人にだけ知覚されるものです。

人に理解されにくく、難聴やめまいとも合併することがあるとてもつらい症状です。

【自覚的耳鳴りの原因】

  • 生理的耳鳴り:静かな夜や防音設備のある部屋などで感じる正常でも起きるもの
  • 病気が原因の耳鳴り:耳(外耳・中耳・内耳)や聴神経(脳神経)のどこかの異常
  • 原因不明の耳鳴り:老化やストレス(自律神経の乱れなど)が原因とされるもの

では病気が原因の場合、どのようなことが考えられるでしょうか?

左側に止まらないキーンやジーの音が聴こえるとき

左側に止まらないキーンやジーの音が聴こえるとき

両耳の場合、脳の神経に関連していることが考えられます。

左側、もしくは右側といった片側の場合、耳の器質に問題があることが推察されます。

耳鳴りの音が低ければ外耳(耳の入り口から鼓膜まで)に原因があるとも言われます。

ジーやザー、ボーといった音ですね。

一方、音が高ければ内耳(前庭、骨半規管、蝸牛により平衡覚や聴覚を担う器官)に原因があるとも言われています。

また加齢との関係も指摘されていますね。

キーンやピーといった音ですね。

複数の音が同時になっている場合は、体調によってどちらかが減ったりすることもあります。

そのほか、外耳と内耳の真ん中に位置するのが中耳。

鼓膜の奥の空洞(鼓室)で、鼓膜からの振動が耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)を介して内耳の器官に伝えられます。

この中耳のトラブル(滲出性中耳炎)でも耳鳴りを起こすことがあります。

この場合、シャーという水が流れるような音ですね。

さらに内耳の先には聴神経(脳神経)続いていますのでとても注意が必要です。

では耳や脳に起因する病気をまとめてみましょう。

似たような症状であっても耳鳴りが続く期間によって鑑別されることがあります。

【耳鳴りの原因(1ヶ月未満)】

  • 耳垢栓塞
  • 外耳道異物
  • 急性中耳炎
  • 突発性難聴
  • 急性低音性障害型感音難聴
  • 外リンパ瘻(ろう)
  • 滲出性中耳炎
  • 音響外傷

【耳鳴りの原因(1ヶ月以上)】

  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • メニエール病
  • 慢性中耳炎
  • 真珠腫性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 加齢性難聴
  • 脳腫瘍
  • 聴神経腫瘍
  • 薬剤性難聴
  • 騒音性難聴
  • バレ・リュウ症候群(むちうち症の後など)

原因となっている病気がある場合は、その病気の治療が行うのが先決です。

特に「聴神経腫瘍」は気になる病気です。

大きく脳腫瘍に分類されるものの中で、とても多い「良性の腫瘍」です。

聴力の低下から始まり、電話の音が聞こえづらくなることで気が付くことが多いようです。

そういえば電話を左の耳に当てる人が多いですよね。

そのほか、耳鳴り、めまい、ふらつき、顔面のしびれなどの症状があらわれます。

この場合、脳神経外科を受診し、適切な診断を受けなければなりません。

治療は、良性腫瘍であることから様子をみることも必要。

半年から1年に1度のMRIでの経過観察が行われます。

腫瘍が大きくなった場合(3cm以上とも)、開頭手術やガンマナイフ(定位放射線治療)などの治療が選択されます。

そのほかの耳鳴り症状では、耳鼻科や、神経内科などで薬物治療(漢方薬を含む)や音響療法(音の豊富な環境をつくる)などが施されます。

一方,原因不明の場合、特にストレスが原因である場合、自分でできる対処法はないのでしょうか?


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自分でできる対処法とは?

自分でできる対処法とは

生活リズムの乱れ(睡眠不足、不規則な食事)や栄養の偏りそのものがストレスとなることもあります。

ストレスは自律神経やホルモンバランス、免疫系に影響を与え、耳鳴りの原因になることがあります。

ストレスといっても様々な形で存在します。

対人関係に代表される社会的なものや生活リズムの乱れなどは、内部的ストレッサーに含まれます。

また暑さや寒さ、騒音のほか、屋外に存在する有害物質などは外部的ストレッサーに分類されます。

避けるのが難しいものもありますが、できる範囲で対処していきたいものです。

【対処法のまとめ】

  • 睡眠のリズムを整える:決まった時間に寝て、決まった時間に起きる
  • 食事のリズムを整える:決まった時間に食べる
  • 食事のバランスを整える:ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムを積極的に摂る
  • ストレスに対処する:有酸素運動、半身浴、ヨガ、腹式呼吸法など
  • 抗ストレスの食材を摂る:
  • 嗜好品を控える:カフェイン、アルコール、香辛料

病気やストレス以外にも原因はあった!

病気やストレス以外にも原因はあった

ストレスもない、病気も指摘されないときでも耳鳴りは起こります。

仕事や趣味でパソコンと長く向き合っていると首の周りの筋肉が硬くなります。

すると血行が悪くなってリンパの流れも悪くなりますね。

このリンパ液の減少(内耳の蝸牛という器官に関係)も耳鳴りの原因と言われています。

もう1つあります。

外傷性鼓膜穿孔や耳かき外傷(外傷性耳小骨離断)と呼ばれるものです。

これは外部からの刺激で鼓膜に穴が開くものですね。

原因には、耳掃除中の事故が大半を占めています。

耳掃除中に子供がぶつかってきた、誤って綿棒を深く入れ過ぎたなどです。

これらの場合、耳から出血したり、痛みがあったり、難聴が起こったりします。

そのほか、スポーツ中に側頭部を強くぶつけたときに起こるようです。

この場合、耳が詰まった感じが伴います。

鼓膜に穴が開くと感染などの原因にもなります。

また治療には手術が必要になる場合もありますので早めに耳鼻科を受診しましょう。

いかがでしたか?

耳鳴りにはさまざまなことが関与しています。

また思わぬ病気が隠れていることも。

早めに対処していきましょう。

この稿があなたの症状の改善のお役に立てれば幸いです。


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