鼠径部の痛みの原因。しこりや赤い腫れがある場合の対処法。

鼠径部の痛みの原因。しこりや赤い腫れがある場合の対処法。

身体のどの部分であっても痛みがあると辛いものですが、それが足の付け根、いわゆる鼠径部(そけいぶ)だと歩行が困難になる為、日常生活がとても困難なものになります。

鼠径部は身体を動かす為に必要な筋肉が密集していて、痛みや違和感を感じやすいのですが、歩くたびにそのような痛みを感じるのは大変苦痛ですよね?!

そんなことにならないように、また起こった時にどう対処するべきなのか、考えられる原因を元にお伝えしたいと思います。

意外と知らないことがあるかもしれません。

一緒に学んでいきましょう。


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鼠径部の痛みの原因とは?

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一口に鼠径部の痛みといっても、考えられる原因はいくつかあり、また付け根の場所によっても原因が違うことがあります。

1.内側の足の付け根が痛い場合

この場合は股関節の疲労や変形が考えられます。

プロのアスリートや毎日のようにスポーツをしている方は筋肉疲労が発生しやすく、慢性的な症状が出やすくなっています。

また今までほとんど運動をしなかった人が急に運動を始めた時も筋肉が疲労して痛みが出やすいと言われています。

このような筋肉疲労か、生まれつき股関節に変形がある方や加齢に伴い、変形した方は内側の付け根に痛みが起こりやすくなっています。

2.外側或いは前側の足の付け根が痛い場合

この場合は骨の歪みや筋肉の衰えなどが考えられます。

付け根の外側は腰と繋がっている為、腰痛を伴う方も多く、長時間同じ姿勢で座っていると下半身に大きな負担がかかったまま神経が圧迫されることで腰や尾てい骨などにしびれや痛みが生じ、その痛みを避けるような姿勢をする為、今度は外側の足の付け根が痛くなるといった悪循環を招きます。

また外股や内股で歩く癖がある人は股関節に負担がかかり過ぎている為、外側の足の付け根に痛みが出やすくなっています。

3.後ろ側の足の付け根が痛い場合

この場合は座骨神経痛が考えられます。

長時間座りっぱなしのデスクワークや勉強が続くと、座骨に負担がかかります。

その場合は付け根だけでなく、お尻や太ももにも痛みを感じる場合が多いようです。

4.しこりを伴う足の付け根が痛い場合

足の付け根に痛みがあり、かつ触ってみるとしこりのようなものがある。

この場合の多くは、リンパ節が腫れていることが原因のことが多いようです。

いわゆるリンパの炎症です。

リンパ節とは、全身を巡るリンパ液が集まる場所で、ウイルス感染をした時やケガをした時は、リンパ液によって病原体を処理する為、結果リンパ液が腫れるのです。

リンパ液が一生懸命私たちの身体を守ろうとしてくれているからこその「腫れ」という症状なのですね。

5.しびれを伴う足の付け根が痛い場合

この場合は股関節炎や座骨神経痛が考えられます。

また座骨神経痛は腰痛の方がなりやすいと言われている腰椎間板ヘルニアから起因していると言われています。


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しこりや赤い腫れがある時はどう対処すべき?

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鼠径部にしこりがある場合、先程お伝えしましたようにリンパの炎症が考えられます。

足の付け根は首や脇の下同様リンパが集中しています。

リンパ腺が集まったリンパ節はウイルスや細菌感染により、腫れますが通常痛みはありません。

けれど足のケガなどが原因となって起こることが多いので、これをしこりとして感じる方もいらっしゃるようです。

腫れが小さくて熱を帯びていない場合は、自然治癒しますが、段々と大きくなったり熱を持ったりする場合は悪性リンパ腫の可能性もありますので、体重の減少、倦怠感などの症状がある場合は特に早めに病院に行って検査をしましょう。

また性感染症が原因でしこりが発生する場合もあります。

その場合は生殖器にも症状が併発します。

例えば、梅毒、性器ヘルペスで、かゆみやできものといった症状が出ます。

梅毒も性器ヘルペスも性行為によって細菌が侵入し、感染します。

自覚症状がない場合も多く、患者本人が病気に気づかないまま、性行為を通して感染が広がっているのが現状です。

妊婦さんの場合は母子感染の危険性もありますので、注意が必要です。

治療法としては、ペニシリンの点滴か飲み薬での治療が一般的です。

リンパ節の炎症の多くは感染症が原因で、2,3日の間に治癒することもあります。

また細菌感染の場合は抗生物質が有効ですが、ウイルス感染や慢性してしまうと抗生物質は効かなくなります。

そうなると症状に応じた対処療法での経過観察になりますので、なかなか病院に行きづらく、ためらう人も多いようですが、最悪の場合命にかかわります。

できるだけ早く受診するようにしましょう。

リンパマッサージで改善される効果は?

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疲労や加齢によって、鼠径部に痛みや腫れが日常的になっている場合や手術後再発の可能性がある場合は、日々のストレッチをしっかり行いましょう。

また鼠径部に手を添え、やさしくリンパを流す、リンパマッサージも大変有効です。

リンパを流すことにより、不要となった老廃物の排泄がスムーズに行われます。

デリケートな部分だけに、強く押したり、流したりしないよう気をつけて下さい。

疲労物質が体外に放出されることで、新陳代謝もよくなり、症状の緩和が期待されるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

鼠径部はデリケートな場所であるとともに、上半身と下半身を繋ぐ要所でもあります。

痛みやしこりを感じたら、放置せず病院で受診して下さいね。


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