無気力症候群の治し方とは?まずはセルフチェックしてから病院へ。

無気力症候群の治し方とは?まずはセルフチェックしてから病院へ。

あなたは無気力症候群という言葉にどんな印象を持ちましたか。

うつ病の一種だったり、ニートや引きこもりを指す言葉だとイメージされましたか。

うつ病の場合、脳内でセロトニンという化学物質の分泌が健常者より少なくなるという、身体機能の不全によるケースがあります。

しかし無気力症候群には、これといった機能の欠如はありません。

言葉を変えると、燃え尽き症候群だったり逃避行だったりという言い方もできるかもしれません。

ただ一番の問題は、これらの症状で困っている人が、周りからひとくくりに「怠け者」というレッテルを貼られてしまうことではないでしょうか。

今回は無気力症候群について正しい理解と、またの治し方について触れていきたいと思います。


Sponsored Links

無気力症候群とは?

lethargy
無気力症候群とは、その名の通り、身の回りのことに対して無気力になり、感動するような感情にも乏しくなる症状や状態のことです。

性別でいうと、女性よりも男性が、そして男性でも若年層に多くみられるといった特徴があります。

うつ病のように、本業だけでなく趣味や交友関係にも希薄になるということはありません。

無気力症候群は、仕事や学業といった本分以外の活動には比較的気力を持って取り組めるのが特徴です。

そのため本人や周囲からも自覚や危機感がうつ病よりも乏しいことが多いです。

ただ無気力症候群は、引きこもりや甘えとは違うものであります。

まずは症状を自覚して、正しい知識を持ってのぞめば治すことは十分に可能です。

無気力症候群はある特定の事象に対して「限定された無気力」を持ちます。

特定のことだけ面倒になるというと「なんだ、ただのわがままか。」と片付けようとされがちです。

しかし無気力症候群になる人は元々仕事にまじめで一生懸命であり、学業も出来る秀才型の人の場合が多いのです。

ですので、ただの「あまえ」ではなく、やはり心の疾患であるということが最近分かってきました。

無気力症候群のチェック

lethargy
もし、あなたご自身や知り合いが「無気力症候群じゃないのかな?」と思われたら、次のチェックにあてはまるか見てみてください。

・ ある事に対してまったくの無気力だが、眠れない、食欲不振といった症状はない。

・ 年齢は10代後半~20代前半近辺である。

・ 自分が無気力であることに危機感を感じたりする感情がない。

・ 元々物事に対して妥協する性分ではなく、勝負事への執着は強いほうだ。

・ 何事にも無気力というわけではない。外出や趣味などには参加する。

これらの項目に3つ以上あてはまることがあったら、無気力症候群であるかもしれません。

では無気力症候群はどのように治していったら良いのでしょうか?


Sponsored Links

治し方はどうしたらよいの?

lethargy
無気力症候群はうつ病と違って、セロトニンが不足するといった内科的な要因ではないようです。

ですのでお薬を飲んだり、内科的治療を行ったりという具体的な治療法は今のところないというのが現状です。

うつ病は患者ご自身がそのつらさを自覚しているので、周りに助けをもとめたりします。

しかし無気力症候群の患者さんは、ご自身の周囲にいる方から離れる傾向にあるようです。

通常のうつ病であれば投薬治療とカウンセリングを併用して改善に向かうようにしてきますが、この病気はうつ病用の薬を服用すると、かえって症状が悪くなるケースもあります。

まずは、専門家にみてもらい症状から判断してもらうことが重要です。

それによって治療へのアプローチがうつ病と変わってきます。

この病気の治癒で一番大切なのは、治療中も専門家によるカウンセリングをしっかりと受けることです。

また、患者さんご自身が、特定の事象に対して極度の無気力になっているのにも関わらず、何かの障害があってそれを発症していることに気づいていない場合が多いです。

ご自身の内的に存在する悩みとその原因をカウンセラーやドクターにきちんと相談をして助言をもらうことが、この病気の今分かっているただひとつの治療法です。

過去のケースとして、完璧であるがゆえに、目標を達成したあとに燃え尽きてしまっていたり、失敗が恐怖となってある行動に対して回避行動をとるということもあります。

いずれにしても心の障壁がその病気の症状を作り出しているともいえましょう。

セロトニンが不足するといったような原因がはっきりとしたうつ病と違って、心の障壁をひとつひとつ解いていくことがこの病気の治癒につながります。

もうひとつ重要なのは、メンタルを改善するために毎日の規則正しい生活をおこなうということです。

規則正しい生活と十分な睡眠はいずれの心の病において必要です。ぜひ守ってください。

これをやれば絶対直る!という特効薬や即効性のある治療法は、この病気にありません。

医師やカウンセラーと共に精神療法をゆっくりと続けていくことで、少しずつ改善に向かっていく疾患であります。

ご自身がもしその兆候がありましたら、この病気への正しい理解と対応法をしって、対処していってください。

またこの病気になったと思われる、兄弟や友人や知人、後輩がもし居ても、十分に理解をして付き合っていってください。


Sponsored Links