肺がんの初期症状のサインは痰。肺が痛い、息苦しい場合はすぐ病院へ!

肺がんの初期症状のサインは痰。肺が痛い、息苦しい場合はすぐ病院へ!
ご存知の方も多いと思いますが、肺がんは胃がんを抜いて、日本人の死亡率第一位のがんです。

そしてその人数はこれからも増加傾向になると言われています。

肺があるおかげで、私たちは空気中を酸素を身体の中に取り込み、呼吸、息をすることができます。

つまり生きていられるのです。

ですので、がんによって肺の働きが低下するということは、つまり「生き辛く(息辛く)なる」と言えるのではないでしょうか?

肺がんは肺や気管支、肺胞の一部の細胞、粘膜が「がん化」したものです。

特に高齢者の男性に多いがんになります。

肺がんは進行するにつれて、肺の周囲の組織を破壊し、血液やリンパの流れに乗って、拡がっていく病気です。

ですので、初期の段階で発見することが、とても重要なのですが、肺がんは初期症状がなかなか現れにくく、結果自覚症状もほとんどない為、発見された時はかなり進行しているケースが多いのです。

自覚症状がほとんどなく、発見された時は既に進行していることが多いということは、定期的に検診を受け、早期発見することがやはり大切になってきます。

そこで今日は肺がんの初期症状や原因などについてお話をしたいと思います。

肺への知識を増やしていただくことで、肺との繋がりが高まったり、早期発見の一助になれば幸いです。


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肺がんの初期症状は痰や長引く咳がサイン

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肺がんの一般的な初期症状としては、

・血痰(けったん/血のまじった痰)

・なかなか治りにくい咳

・息切れ

・発熱

・顔や首のむくみ

などがあります。

けれどこういった症状は、長引く風邪、特にそれが悪化した場合でも起こることがあり、私たちではなかなか判断がつかないところだと思います。

ポイントとなるのは、やはり痰(たん)。

それも血のまじった痰がでたら、要注意です。

肺でなくても、身体の中の組織が炎症を起こしたり、傷ついているサインの可能性が高いです。

そしてこれはよく言われていることですが、肺は喫煙との関係が深いがんになりますので、たばこを一日に何本も吸われる方や、たばこを吸い始めてかなり長い方は、そのような症状が出たら、注意が必要です。

あるデータによると、肺がんは喫煙者の方が非喫煙者よりもなるリスクが約10倍高いと言われています。

その数値を高いとみるか、案外低いとみるかは人それぞれの見方になりますが、少なくとも肺がんを誘発させるたばこから大きな影響を受けていることは確かだと思います。

また周囲の煙を吸うことで副流煙を吸う、いわゆる「受動喫煙」も同様にリスクが高まります。

最近は職場や公共施設でも分煙されているところが多いですが、周囲に喫煙者が多い方も同様に注意が必要です。


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肺がんの分類、ステージとはどういうものか?

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肺がんは、がん細胞の大きさによって、「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分けられ、それぞれ特徴があります。

小細胞肺がん

小細胞肺がんは、その字の通り、細胞自体は小さいがんです。

日本人の肺がんの15~20%を占めます。

小さいのですが、非常の増殖のスピードが早いのが特徴です。

その為、発見された時には、肺から離れたリンパ節、気管支、もう一つの肺、脳、肝臓、骨、骨髄、胸膜などに転移している可能性が高いと言われています。

脳や骨髄、胸膜に転移すると、手術自体が難しいとされており、肺がん自体も大変な病気ですが、転移という面でも非常に怖いがんになります。

非細胞肺がん

非小細胞肺がんは、「肺腺がん」「大細胞肺がん」「扁平上皮肺がん」に分けられます。

日本人の肺がんの80~85%%を占めますので、発見される多くのがんがこのタイプになります。

肺がんの進行度は、病期分類、ステージという言葉で表現されます。

ステージ(病期分類)には4段階あり、それぞれステージⅠ(Ⅰ期)、ステージⅡ(Ⅱ期)、ステージⅢ(Ⅲ期)、ステージⅣ(Ⅳ期)と呼ばれています。

その上記4つのステージの内容を決めているのが、がん細胞の大きさやがんの転移状況になります。

分類には、TNM分類が用いられており、Tは原発腫瘍の大きさ(1~4まであります)、Nはリンパ節転移(0~3まであります)、Mは遠隔転移を表し(こちらは0と1のみです)、この3つの組み合わせにより、ステージが決まります。

ステージⅠ A期

原発腫瘍が直径3㎝以下で、肺組織または臓側胸膜に囲まれているが、葉気管支より中枢に浸潤していなく、リンパ節や遠隔転移(脳、骨、肝臓、副腎などの臓器への転移)がない状態

ステージⅠ B期

・原発腫瘍が直径3㎝以上

・主気管支に浸潤が及んでいるが、腫瘍の中枢側が気管分岐部より2㎝以上離れている

・肺門部に及ぶ無気肺または閉塞性肺炎があるが片側肺全体には及んでいない

・臓側胸膜への浸潤がある

上記いずれかに該当し、かつリンパ節や遠隔転移がない状態

ステージⅡ A期

原発腫瘍が直径3㎝以下で、肺組織または臓側胸膜に囲まれているが、葉気管支より中枢に浸潤していなく、原発巣と同側の肺門部のリンパ節までにとどまっているもの。かつ遠隔転移がない状態

ステージⅡ B期

遠隔転移はみなれないものの、原発巣と同側の肺門部のリンパ節までにとどまっているもので、かつ下のいずれかに該当するもの

・原発腫瘍が直径3㎝以上

・主気管支に浸潤が及んでいるが、腫瘍の中枢側が気管分岐部より2㎝以上離れている

・肺門部に及ぶ無気肺または閉塞性肺炎があるが片側肺全体には及んでいない

・臓側胸膜への浸潤がある

・胸壁、横隔膜、縦隔胸膜、壁側心膜のいずれかに浸潤しているもの

・原発腫瘍が気管分岐部から2㎝未満に及ぶが、気管分岐部には浸潤がない

・無気肺あるいは閉塞性肺炎が片側肺全体に及ぶもの

ステージⅢ A期

遠隔転移はないものの、原発巣と同側の縦隔リンパ節に転移しているもの、もしくは気管分岐部直下のリンパ節に転移しているもの

ステージⅢ B期

遠隔転移はないものの、下記のどれかに該当するもの

・原発腫瘍の大きさ問わず、縦隔、心臓、大血管、気管、食道、推体、気管分岐部に浸潤が及ぶ

・悪性胸水や心嚢水を伴う

・原発巣と同じ肺葉内で近接した転移がある

ステージⅣ

遠隔転移(脳、骨、肝臓、副腎などの臓器への転移)がある状態

このようにTNM分類ではがんの進行度がステージによって細かく分類されています。

原発腫瘍、がんの大きさと、リンパ節や他の臓器への転移の進行度により、このようにステージがあがり、当然病状も悪化していきます。

肺が痛い、息苦しいと思ったら、即病院へ

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ステージごとの症状をみていただきましたが、大変難しい言葉と症状が並び、辟易された方もいらっしゃったかと思います。

もちろん進行性が早いがんのタイプの場合もあるので、一概には言えませんが、早く処置をすることで進行をとどめる、改善する場合が沢山あります。

ですので、先程もお伝えしました長引く咳や痰が出るに加え、肺が痛い、息苦しいと思ったら、即病院に行って検査を受けましょう。

検査自体に抵抗がある方、また病院自体が苦手な方もいらっしゃるようで、かくいうわたくしもその一人ではありますが、やはり検診と日頃の生活習慣の改善は肺がんだけでなく、他の病気とも切っても切れない関係にあります。

なかなか難しい一面もありますが、できるだけ配慮するようにしましょう。


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