経口補水液の作り方とは?厚生労働省が提唱する脱水症、熱中症対策。

経口補水液の作り方とは?厚生労働省が提唱する脱水症、熱中症対策。

7月の訪れと共に、うだるような暑さがやってきましたね。

そんな暑さの到来と共にこの1週間で既に同時期の5倍の方が熱中症にかかられるというニュースが流れました。

入院されたり、お亡くなりになられた方もいらっしゃるようです。

そしてこれからもますます暑くなると予想される今夏。

健康面で一番気を付けなければいけないのが、脱水症状や熱中症です。

そこで今日は対策として「経口補水液(けいこうほすいえき)」についてお伝えしたいと思います。

耳慣れない方もいらっしゃると思いますが、経口補水液は、厚生労働省が脱水症、熱中症対策として掲げているアイテムです。

暑さは知らず知らずのうちに私たちの体力を奪い、抵抗力を低下させます。

しっかりケアして、夏を乗り切って下さいね。


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厚生労働省が薦める経口補水液とは?

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「経口補水液」とは、少し堅苦しい名前がついていますが、原料はとてもシンプルで、食塩とブドウ糖を混合し、水に溶かした飲料水です。

これを飲用することで、小腸において水分の吸収が行われ、主に下痢や嘔吐、発熱による脱水症状の治療に用いられます。

失われた体液を補うバランス飲料と言えるでしょう。

元々経口補水液はコレラなどの感染症に対処する為、発展途上国で成功した「経口補水療法」からきていて、口から水分や電解質を補給する方法で点滴と違って器具や技術が不要ということで広まりました。

そこから1970年代に発展途上国でその有効性と安全性が確認された為、先進国にも取り入られるようになったといいます。

そういう意味では「逆輸入」している形になりますね。

下痢や嘔吐、発熱といった症状が長期間に渡ったり、高頻度で発生した場合、脱水症状が起こり、抵抗力の低い小児やお年寄りは死に至る場合もあります。

病院に行けば点滴による水分補給が行われますが、経口補水液の場合、病院に行くまでの緊急対応などにも対応することが出来るのです。

また夏場などは熱中症、脱水症状の危険性が毎日のようにあるわけですから、常時簡単に補給し、対策できる経口補水液はとても心強いアイテムです。

厚生労働省が薦めるのも頷けますね。

まとめ
・経口補水液(けいこうほすいえき)は失われた体液を補うバランス飲料である。
・元々は医療器具の少ない発展途上国で広まり、逆輸入された。
・脱水症状、熱中症になりやすい夏場を乗り切る為の心強いアイテムである。

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手作りもできるその作り方とは?

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経口補水液は、市販もされていますが、先程お伝えしましたように原料はとてもシンプルですので、手作りすることもできます。

材料は基本この3点です。

材料(1リットル分)
湯冷まし1リットル
砂糖40g(大さじ4+1/2杯)
食塩3g(小さじ1/2杯)

砂糖と食塩を湯冷ましに入れ、とくかき混ぜて完成です。

驚きのシンプルさですね。

ただし、経口補水液は他の飲料水と比べると、塩分が多く糖分が少ない為に、あまり美味しくありません。

もし飲みにくい場合は、レモンやグレープフルーツなどを加えると飲みやすくなります。

濃度を著しく変える程は入れない方がいいですが、適量を入れるとカリウムの補給になったりもします。

美味しくなり飲みやすくなったりするので、それを喜ばれる方もいらっしゃるのですが、脱水症状がある時は、何も加えていない経口補水液を美味しいと感じる方が多いそうで、美味しいなと感じていたら、脱水症状が出ているという目安にもなります。

熱中症、脱水症状から身を守る為に出来ること

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ご存知のように、私たち人間は恒温動物です。

ですので、体液が不足するのを防ぎ、体温を一定に保たなければなりません

体は栄養分や老廃物を処理することで、常に熱を発生させていますので、この体の体温調節機能は熱を体外に放熱して、体温を保とうとする仕組み、いわゆるホメオスタシスでもあります。

お年寄りは抵抗力が低くなっていますし、子供はこの体温調節機能がまだ未発達ですので、特に注意が必要です。

また大人の方であっても、日頃運動をしない、ストレスが多い、生活習慣が乱れているなどの要因で体の体温調節機能は衰え、普段の生活であっても、「かくれ脱水症状」になっている場合もあります。

そのまま放置しておくと、症状が進みやすいので、室内にいても、身体を冷やすものを適度に食したり、涼しい場所で過ごすようにしたり、汗をかいたりと、意識をして過ごすようにしましょう。

これから夏本番に備えて、しっかり準備をして脱水症、熱中症だけでなく、夏バテも乗り切っていきましょう。

素敵な夏が過ごせますように。


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