産後うつになる時期とは?その診断基準と克服について考えよう。

産後うつになる時期とは?その診断基準と克服について考えよう。

産後うつという言葉はご存知ですか。

読んだとおり、お産後にあらわれるうつ病のことです。主に女性におきますが、最近は男性が産後うつもいわれるようになってきました。

女性はホルモンバランスが産前に戻ろうとして、メンタルが不安定になるというのも確かにあります。

でも一番の原因は睡眠不足と赤ちゃんとの孤独な共同生活のスタートではないでしょうか。

マタニティブルーは文字通り、ブルーになって終わることも多いのですが、産後うつは精神的にも大変なうえ、肉体的にも睡眠不足になる等とても大変な環境変化を伴います。

まず、産後うつの時期から見ていくことにしましょう。


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産後うつの時期とは?

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文字通り産後からスタートするうつ病の症状です。

特に里帰りから自宅へ戻って赤ちゃんと二人になる時間が増える、お産1ヵ月後目くらいからかかりやすいようです。

うつ症状は早い人でも3ヶ月目くらいまで、長いと1年くらい続くこともあります。

ホルモンバランスが産前に戻ろうとする際に精神的に不安定になりがちなうえ、育児ノイローゼのような要素も影響して、育児うつのその要因は様々です。

ただ、産後うつと診断される方には共通した症状があるので、次にその診断基準についてみていくことにしましょう。

産後うつの診断基準は?

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うつ病の中でも、産後うつはとりわけ誰にでも起こりやすいうつ病です。もしご自身やご友人が「産後うつかも?」と思われたら以下の点についてチェックしてみてください。

・ 好きなことをやる気力がない。

・ 夜寝付けない、すぐに目が覚める。

・ 将来の不安なことばかり考えてしまう。

・ 人付き合いが急にわずらわしくなった。

・ 食欲が全くなくなったり、または食べ過ぎてしまう。

・ 身だしなみや部屋の片付けが急にできなくなる。

・ なに事にも全て自分が悪いと思ってしまう。

・ 家族や近い人に対して愛情が希薄になる、なくなる。

これらの項目にあてはまることが多いのであれば、産後うつである可能性があります。

近くの産婦人科や心療内科、お住まいの地区の区役所の相談員等にご相談してみてください。

産後うつの症状が続くと、夫や両親にもきつくあたったり、症状が進行すると赤ちゃんを傷つけてしまうようなことにもなりかねません。

ぜひ悲惨な事故を避けるために、ご自身や知人に産後うつの兆候がないか、上記の症状についてチェックしてみてください。

では次に産後うつの克服の仕方について考えたいと思います。


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克服していくにはどうするか?

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産後うつになりやすい人の傾向として、何事も完璧にやり遂げようとする努力家で完ぺき主義的な方に多いです。

泣き止まないのは私のせいだとか、成長が他の子よりも遅いのは育児方法に問題があるだとか、ついつい自責にしてしまうところがあります。

まず克服していくのに大切なことは、何事も完璧にこなそうとしないことです。

疲れたときはちょっとくらい家事の手を抜いてもOKです。

ご飯も冷凍にしたって、掃除を1日くらい休んでもいいんです。

だんな様や義両親等の近くに生活している人がいらしたら、ご協力をしてもらえるよう頼んでみてください。

家事や仕事を完璧傾向にしがちな方は、産後のご自身にその兆候があったら、もう少し肩の力を抜いてみてください。

他人の子や育児のマニュアルに書いてあることと比較しないことも大切です。

育児本にはこう書いてあるから、そろそろうちの子もそろそろ首が据わり始めるのにとか、離乳食はこういうものを食べさせないととか、ついつい何かと比べてしまいがちです。

赤ちゃんは人間ですから一人ひとり違って当然ですよね。

誰かや何かと比較することから自分を解放してあげてください。

赤ちゃんが一番困るのは、自分が他人と比較されて落ち込んでいるお母さんの姿を見ることなんです。

最愛の母が元気でいることが何よりも赤ちゃんのためだとは思いませんか。

最後に大切なのは専門医に見てもらうことです。

産後うつというのは誰しもが通過しうる一過性の症状ですが、産後うつが進行してしまうと本当のうつ病になってしまいます。

ご自身に産後うつの兆候が強くなってきたなと感じたら、迷わず医療機関に行ってください。

最悪の場合はネグレクト(育児放棄、虐待)をしてしまう危険が産後うつにはあります。

ネグレクトの原因のひとつとして、お母さんの精神的なうつ症状によっても引き起こされる要素もあるんです。

最近では自覚症状のない隠れネグレクトというのもあるようです。知らぬ間に虐待をしているなんて悲惨ですよね。

そうならないためにも、ぜひご自身のメンタルケアをしっかりおこなってあげてくださいね。

私たち編集部はお母さんと赤ちゃんの健やかな笑顔が少しでも増えることを期待しています。
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