むずむず脚症候群のマッサージ。症状緩和にはハーブ系アロマが効果的!

むずむず脚症候群のマッサージ。症状緩和にはハーブ系アロマが効果的!

むずむず脚症候群という病名を聞いたことがありますか?

脚がむずむず、チリチリする症状が主に夜間に起こり、不眠を招く原因としても知られています。

特定の疾患を持つ人に限らず、健康な人が急に発症することもあるようです。

不快な症状の緩和には、病院で処方される薬のほかにマッサージが有効とされています。

今回は、ハーブ系アロマを使ったマッサージ方法についてお話ししましょう。


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むずむず脚症候群ってどんな病気?

むずむず脚症候群ってどんな病気

日本でも最近になってようやく認められるようなったまだ新しい病気ですね。

症状そのものの報告は古くからありましたが、多くの人が治療を受けずに悩んでいる状態が続いていました。

同じ病気でも呼び名が多くありますので、まとめてみましょう。

  • むずむず脚症候群
  • レストレスレッグス症候群(RLS症候群)
  • 下肢静止不能症候群
  • エクボン症候群

日本の保険診療では、下肢静止不能症候群という名称が採用されていますよ。

女性にやや多く、高齢になるほど増えていく傾向にあります。

多様な自覚症状とは

自覚症状としては、むずむずするというのが代表的ですが、その他、感じ方は様々なようです。

【自覚症状】

  • むずむずする
  • 蟻が這っている
  • 虫が這い出してくる
  • チリチリする
  • ちくちくする
  • プチプチする
  • 脚を動かしたくなる
  • 脚がでたらめに動く
  • イライラする
  • 電流が流れる
  • 脚が笑う
  • けいれんする
  • 痛い
  • かゆい
  • だるい
  • ほてる

このような症状が睡眠障害の原因として重要視されていますね。

また症状が「むずむず」ではない場合、見落とされることがあることが問題とされています。

特徴としては、以下の4つが挙げられています。

【四大特徴】

  • 脚に異常な不快感(異常感覚)があり、じっとしていられない
  • 症状は安静時(横になっているときなど)に起こる
  • 動いている(歩いている)と症状が軽くなる
  • 夕方や夜間に悪化する

重症化すると、睡眠障害のほか、うつ病を始めとする精神疾患の発症リスクを高めると言われます。

発症には二次的なものが多い

足そのものの病気ではなく、神経の関与が指摘されています。

はっきりとした原因は不明ですが、ドーパミン神経の異常説、鉄欠乏説(鉄はドーパミンとつくる)、遺伝説(家族内発症が多い)が挙げられています。

また特定の疾患を持つ患者に二次的に発症するとされています。

【むずむず脚症候群を起こす原因疾患】

  • パーキンソン病
  • 鉄欠乏性貧血
  • 腎機能障害(人工透析患者)
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 糖尿病
  • 抗精神病薬の副作用(アカシジア)
  • 末梢神経障害
  • リウマチ
  • 妊娠(病気ではない)

しかし健康な人が急に発症することもあるようです。

では有効な治療法はないのでしょうか?

現在病院で行われている治療法は

むずむず症候群の症状が軽度のうちは、日常生活を見直すことが必要です。

ドーパミンをつくる鉄分、葉酸、アミノ酸や神経伝達に関係するビタミン12などを積極に摂取することが有効とされています。

食事では、ホウレン草や小松菜などの緑黄色野菜やレバー、貝類がありますね。

治療薬としては、以下のものが承認されています。

  • ドーパミン受容体作動薬:プラミペキソール(内服薬)、ロチゴチン(パッチ剤)
  • 抗てんかん薬:ガバペンチンエナカルビル(内服薬)
  • 鉄剤(補助的:鉄分の不足の場合)

神経の病気であることから、神経内科や脳神経外科が専門です。

しかし脚の異常感覚の症状であることから整形外科でも診ている病院があるようです。

気になる症状があったら、早めに診断を受けましょう。


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症状の緩和にはハーブ系アロマを使ったマッサージが有効?

症状の緩和にはハーブ系アロマを使ったマッサージが有効

症状の緩和に有効な薬もあり、一定の効果があるとされていますが、原因がまだはっきりしていないため、様々な方法が試されています。

【症状の予防・緩和の方法】

  • 脚のマッサージ(ハーブ系アロマ)
  • 気分転換を図る(ハーブティー)
  • 軽~中程度の運動(ジョギング、水泳など)をする
  • 冷水シャワーで脚を冷やす
  • カフェイン、アルコール、タバコを避ける
  • 刺激物(辛いもの)を避ける
  • バランスのよい食事
  • 原因疾患の治療

様々な方法が挙げられていますが、ハーブのもつ効能は試してみる価値がありそうですね。

アロママッサージに必要なものは

原材料にハーブを使ったアロマオイルとキャリアオイルが必要になりますよ。

キャリアオイルとは、アロマオイルを混ぜる植物性のベースオイルのことで、マッサージオイルとも呼びますね。

ではその種類をまとめてみましょう。

【ハーブ系アロマオイルの種類】

  • ペパーミント:主成分であるメントールの清涼感は鎮静効果がある
  • クラリセージ:深みのある香りは幸福感をもたらし不安を取り除く
  • ローズマリー:新鮮な甘い香りと爽やかなほろ苦さが特徴
  • タイム:シソ科のすがすがしい香りとほろ苦さが特徴
  • バジル:甘くて少しスパイシーな香りは痛みを緩和し心を落ち着かせる
  • マジョラム:甘さを含んだ繊細な香りが不安や緊張を和らげる
  • フェンネル:甘い香りには催眠作用がある

【キャリアオイル】

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • アボガドオイル
  • グレープシードオイル
  • ローズヒップオイル

アロマオイルの香りやキャリアオイルの種類はお好みでよいでしょう。

キャリアオイルに垂らすアロマオイルの量は、おおむね10mlあたり2滴ぐらいが適量です。

これでちょうど1%の濃度になるんです。

香りの強さや肌への刺激の様子で調節しましょう。

実際にやってみましょう

できたオイルを手に取って両手で温めていきます。

香りを立たせるのと肌にやさしい温度にするためですね。

心地よいと感じる強さで脚をマッサージしていきます。

円を描くように末梢から中枢(下から上)に向かうのが基本ですよ。

香りを楽しみながらリラックスして行いましょう。

マッサージ後は肌に付いたオイルはそのままで結構です。

自然に浸透していきますよ。

オイルが余った場合は、色のついた瓶に入れ、冷蔵庫の野菜室などに保存します。

しかし1回分で使い切るのが基本ですから、最初は加減して作りましょう。

いかがでしたか?

症状が軽いうちは生活の改善がとても重要と言われます。

病気の症状について医師と相談しながら治療を進めていきましょう。

※関連:ハーブの種類を図鑑形式で紹介


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