内転筋の簡単な鍛え方。スクワットやボールを使ったエクササイズで美脚へ!

ご存知の方も多いと思いますが、「内転筋」とは太ももの内側にある筋肉の総称です。
この筋肉が衰えると太ももが太りやすくなりますし、O脚にもなりやすいと言われています。
また顔のほうれい線にも影響を及ぼしているんだとか。
凄い筋肉ですね。
総じて言えることは、内転筋を鍛えると、美脚や若返りに効果があるということでしょうか?!
そこで今日は内転筋を鍛える簡単なエクササイズをご紹介します。
足の印象に大きく影響している内転筋。
内転筋の簡単な鍛え方
一般的な筋トレは大腿四頭筋といって太ももの前面に筋肉がつき、足を太く見せてしまうことがあります。
なので安心して、思う存分鍛えることができます。(笑)
骨盤とも繋がっている為、内臓や下半身全体に影響を及ぼす筋肉なので、ここが鍛えられると相乗効果としてお腹周りがすっきりしたり、骨盤底筋の働きを助けて体全体がスッキリするのも嬉しいところです。
外側に向きがちだった足が、内側に向いてくる、内側に力が入るようになる感覚、手に入れて下さいね。
では、まず寝ながら出来る鍛え方です。
1.まず床に横になり、下側の手で頭を支えます。
2.上側の手は前方の床へ向け、軽く伸ばしておきます。
3.上側の脚を曲げて、下側の膝の前へ下します。
4.そして下側の脚をゆっくりを上げていき、この状態で10秒キープします。
5.キープ出来たら、下側の脚をゆっくり下します。
これを左右共行います。
左右でやりにくい方がある場合は、やりにくい方の回数を増やすといいでしょう。
簡単に思えるエクササイズですが、実際やってみると脚がダルく感じます。
でもそれはとても効いている証拠です!
テレビを見ながら、お風呂上りにやってみて下さいね。
スクワットでの鍛え方
次に立って行うスクワットをご紹介します。
1.足を肩幅よりも広くして、つま先を少し外側に向けます。
つま先を45度の角度に広げて下さい。
2.腕を胸の前で組み、胸を張って背筋を伸ばします。
3.太ももが床と水平になるくらいまで、ゆっくりと腰を落とします。
膝をつま先と同じ方向に向けて開き、内ももを伸ばすように意識すると効果的です
4.腰を落とした状態で2~3秒キープし、元の状態に戻ります。
この時も内ももを意識し、内ももの力で身体を起こすようにするとより効果が増します。
普段使っていない筋肉を使うので、こちらも慣れないうちはキツイと思います。
それに一日に沢山したからといって、すぐにつくものでもありません。
ですので、初めは無理のない範囲から初め、慣れてきたら回数を増やしていくと続けやすいでしょう。
ボールを使った鍛え方
内転筋は、座ったまま鍛えることも出来ます。
ですので、仕事中や、仕事の合間、学校でも手軽にすることができます。
オフィスや学校でこっそり、でもしっかり鍛えましょう。
やり方は今日ご紹介した中で一番簡単です。
1.背筋を伸ばした状態で、椅子に座り、両足のかかとをつけます。
2.ビニール製のボールを足の付け根側ではさみます。
3.内側に寄せるように力を入れていきます。
たったこれだけですが、内転筋が鍛えられます。
プルプルしてきます。(笑)
こちらも思った以上に最初は疲れますので、やり過ぎには注意して下さい。
ボールの大きさは内ももに収まる程度であれば構いませんが、硬さは柔らかいものを選んで下さいね。
ボールだと目立って困ると言われる方は、タオルハンカチなど少し厚みのあるものを内もも、または膝の隙間に挟むといいでしょう。
数分程度ですが、オフィスや学校だと習慣にしやすく、知らず知らずのうちに鍛えられます。
いかがでしたでしょうか?
内転筋は美脚に欠かせない筋肉にもかかわらず、普段から意識しないとほとんど使われることなく、結果だんだん衰えてきます。
ですので、見た目だけでなく、身体全体にも影響を及ぼすこの筋肉をしっかり、こっそり鍛えて、あなた本来の脚の美しさを手に入れて下さいね。