血行を促進する方法。ビタミン摂取やストレッチで新陳代謝を効果的にアップ!

「血行(血流)がよくなる」「血行(血流)が悪くなる」という言葉をよく耳にしますね。
でもそもそも血行(血流)って何なのでしょうか?
「血行(血流)」とは体内を流れる血液の流れのことで、「血行(血流)がよい」というのはその流れがスムーズであることを指します。
私たちの全身は常に血液が流れ、循環していて、それによって酸素や栄養素を運び、余分な老廃物を体内に排出しています。
ということは、血行が悪くなるということは、酸素や栄養素が身体のすみずみまで十分に行き渡らせることが出来ず、また老廃物や二酸化炭素も体内に蓄積されやすいということになります。
老廃物が体内に蓄積されると、血液はサラサラではなく、ドロドロとなり、冷え性や頭痛、しびれ、肌荒れ、肥満等沢山の不定愁訴を引き起こす原因になります。
なので、血行(血流)がいいということは、「健康な身体の土台」といっても過言ではない位、大切なんです。
そこで今日は血行(血流)をよくするお話をご紹介したいと思います。
体内を巡る血液が美しい川のように、サラサラとすみずみまで流れているのを想像してみて下さい。
とても心地よく感じられる方が多いのではないでしょうか?
是非今日の記事をそんな身体作りを目指すきっかけにしていただければと思います。
では早速見ていきましょう。
血行不良の原因と症状とは?
では、まず血行が悪くなる原因について見ていきましょう。
原因は大きく分けて3つあります。
食事や栄養
・水分不足
・栄養(ビタミン)不足
・お酒の飲み過ぎ
・糖分、脂肪分の摂り過ぎ
運動
・運動不足
・筋肉量不足
生活習慣など
・タバコの吸い過ぎ
・ストレスによる自律神経の乱れ
・睡眠不足
ご自身の状態と照らし合わせてみて下さい。
いかがでしょう?
一概には言えませんが、当てはまる項目が多くある場合は、血行があまりよくない可能性がありますし、また食事面では全然気を付けていないけれど、運動面でかなりきっちりケアされてる方は、逆に言えば、食事面を少しでも改善されることで、まだまだ血行がよくなられる可能性があります。
では血行が悪いことで引き起こされる身体の症状とは一体どんなものでしょう?
・身体のだるさ
・身体の冷え、冷え性
・手足のしびれ
・便秘
・頭痛
・痙攣
・肌荒れ
血行が悪いことでこのように沢山の不定愁訴を引き起こす要因になるのですね。
血行を促進する効果的な方法とは?!
では、どのようにすれば血行がよくなるのでしょうか?
ここでは、血行を促進する方法についてご紹介したいと思います。
先程お伝えしましたように、食事面、運動面、生活習慣面が大きな原因となっていたのですから、それぞれを見直し、改善することで効果は期待できると思います。
例えば、食事はほとんど外食やコンビニのお弁当やカップ麺が多かった方は、栄養のバランスを考えた自炊を1食からでも始めることで改善されるでしょうし、移動はほとんど車や電車を使用、運動も全くされないという方は、ストレッチやウオーキングを一日10分からでも始めるだけでも変わってくるでしょう。
ストレスが溜まりすぎていた方は、原因自体をなくす方法を考えて実際にやってみる、あるいは自分に合ったストレスの発散方法を見つけるといったことでも改善が期待できます。
どうでしょう?
変えていけそうなものは見つかりましたでしょうか?
もしどれもちょっと難しいなと思われた方は、毎日比較的習慣にしやすい「入浴」から始めてみてはいかがでしょうか?
と言いますのは、お風呂は多くの方が比較的毎日入られます。
シャワーが多いという方はそれを1日でも湯舟につかるように変えることで、血行の改善が図れます。
新たな習慣を身につけたり、できないものをできるようにする、或いはやってしまってることを止めるようにするのは、我慢や自己管理など大変なエネルギーを必要としますが、普段習慣づいているものに、プラスするのは比較的ハードルが低くて済みます。
この「習慣プラス」という考え方で、シャワーではなくできるだけ湯船につかることで、お風呂の温熱効果が得られます。
身体の芯から温まることで、血流やリンパの流れ、水分代謝を促し、身体全体の新陳代謝がアップ、美容効果も期待できそうです。
その際入浴剤代わりに、重曹(炭酸水素ナトリウム)を一つまみ入れると、皮膚の毛穴の汚れも炭酸効果により、肌を痛めたり、負担をかけずに自然とキレイに汚れを取り除くことができます。
是非お試し下さいませ。
ビタミン摂取やストレッチが新陳代謝を良くする
食事や運動の改善をする場合の効果的な方法をそれぞれお伝えしたいと思います。
まず食事ですが、血行促進にはビタミンEやCを多く含む食品を摂取するといいでしょう。
また血行促進だけでなく、これらは抗酸化作用もあり、老化やがんの原因とされる活性酸素を抑える作用もあり、アンチエイジングにも繋がります。
ビタミン類はバランスの良い食事をされてる方の場合は、自然と摂取できているのですが、食生活が乱れてる方の場合は意識的に変えていくことが賢明です。
ビタミンEやCを多く含む食材は以下の通りです。
ビタミンE
ビタミンC
次に運動です。
ご存知のように、心臓は血液を全身に送り出すポンプのような役割をしています。
足の先に送られてきた血液はふくらはぎの筋肉の力によって押し上げられ、心臓に戻ってきます。
ですので、
ふくらはぎが「第二の心臓」と言われる所以ですね。
ですので、ふくらはぎをマッサージしたり、ストレッチすることで効果的に血行をよくすることが出来ます。
また就寝の際は、足枕をすることで血液の戻りをサポートし、血液循環をよくしてくれます。
また運動だけでなく、温めることでも血行はよくなります。
血流が多いところというのは、実は筋肉量が多いところで、太ももやお腹、腰回りなど、主に下半身に集中します。
ですので、その部分が冷えると血行が悪くなってしまいますので、オフィスや外出先などでは、ひざ掛けをして冷やさないようにしたり、タイトな下着や洋服で血行を阻害しないよう、身につけるものにも配慮するといいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
血行促進は私たちの健康の質を高める大事な要素です。
できることから、少しずつ始めてみましょう。