育児ノイローゼになりやすい人とは?特に二人目の時の症状に要注意!

育児ノイローゼという言葉は誰しもお聞きになったことはあると思います。
2時間ごとに目を覚ます赤ちゃんに授乳をしてオムツを替えて、まとまった時間眠れない生活が何ヶ月も続きます。
それに赤ちゃんに抵抗力のないうちは外出も出来ず赤ちゃんと二人きりで過ごしています。
どんなに健康的で明るい人でもそのような生活を何ヶ月もすごしていればノイローゼにかかることもあるでしょう。
今回はその中でも特に育児ノイローゼになりやすい人の特徴とその症状、またその対策についてご紹介していきたいと思います。
なりやすい人の特徴とは?
実は育児ノイローゼになりやすい人には共通した特徴があります。
そんな育児ノイローゼになりやすい人の特徴にどんな傾向があるのか、具体的な例を交えながらご紹介いたします。
完璧にこなそうとするくせがある。
育児ノイローゼになりやすい人の特徴としてまずはっきりしているのは、何事も完璧にこなさないと落ち着かないタイプの人に多いということです。
育児でもとりわけ赤ちゃんを育てるというのは、本当に大変な労働です。
連続して眠れない上に、四六時中赤ちゃんと向き合わなければならず、どこに逃げたり休憩したりすることもできません。
そんな逃げ場の無い乳児の子育ては元々完璧にいかないものです。
むしろ完璧にこなそうとしてはいけないのだと思います。
完璧にこなそうとするあまり、育児が辛い労働となってしまい、わが子への愛情が薄らいでしまう危険があります。
このままだと自分が肉体的にも参ってしまうなあと少しでも感じられたら、育児をパパへ協力のお願いしたり、時々代行サービスを利用することも検討してください。
赤ちゃんにとって一番大切な存在は母親であるあなたの存在なのです。
そんな大切な存在のあなたが悩んだり疲れ果ててしまったりしたら、赤ちゃんにとっても良くないことですよね。
ぜひ周りの人やサービスに頼ることを簡単なことから始めてみてください。
周りに相談相手がいない。
同じような境遇に置かれた友人や知人がいないと、育児は孤独な作業になります。
誰か話し相手がいるということは、自分の悩みや相談事に対して自分自身で整理してアウトプットが出来るということです。
まずは近い境遇にある人でなくても構わないので、親しい人に自分のことを誰かに話すようにトライしてみてください。
ご自身のお母様や学生時代の遠方の友人でも構いません。
誰かに話すことは、話したことを誰かに解決してもらうというより、自分の気持ちや考えを自分自身で受け止めるのにとても大切です。
また具体的にどうしてよいか分からないような相談については、お住まいの市区町村の役所へご相談してみてください。
最近は少子化対策で子育て支援に市区町村レベルでも力を入れているところが多いです。
最近はさいたま市や世田谷区など、専門の相談員をおくのに力を入れている自治体も増えてきました。
きっと親身になって相談にのってくださると思いますので、困ったら役所にご連絡してみてください。
現在二人目の育児中である。
一人でも育児は大変なのに、二人以上の子供がいて下の子が乳幼児だったりするとお母さんの負担は倍増してしまいますよね。
そんな子育ての負担を一手に引き受けているお母さんは育児ノイローゼになりやすいです。
家事や買い物をしながら、上の子の面倒も見て夜は寝不足なんて、本当に辛いと思います。
むしろ、育児ノイローゼにならないほうが不思議といっても過言ではないです。
そんなときは、無理をせずに誰かの手を借りる方法を考えてみてください。
日々の育児に追われると、なかなか新しい解決法を考える余裕もないと思いますが、考えると何かしら解決策は見つかります。
地域にもよりますが、幼稚園などでプレ保育として上のお子さんを預けられるところもあります。
また、費用もかかってしまいますが、家事や育児代行サービスもいろいろと存在します。
お子さんの育児を誰かに託すのは不安だという方は、家事のほうだけでも代行をお願いするだけでもお母さんの負担がかなり減るでしょう。
あとは地域の子育て支援センターにもご相談されてみると良いと思います。
安価で信頼のできる託児所の情報も持っている場合がありますので、ぜひそういった公共サービスも積極的に利用してみてください。
子育ての仕事は本当に大変で心が折れそうになることも少なくないと思います。
でも私たちが今こうして元気で立派な大人として暮らしていけるのは、自分たちのお母さんが立派に育ててくれたからこそなんですよね。
今は大変だと思いますが、きっと将来お子さんから感謝されるときが来ると思います。
なんとかがんばって乗り切ってくださいね。