目がピクピクする。片方の上まぶたに起きるときの原因と対処法とは?

目がピクピクする。片方の上まぶたに起きるときの原因と対処法とは?

目がピクピクする。

上まぶたや下まぶたが片方だけけいれんする。

この場合、疲れやストレスからくる眼瞼ミオキミアという良性の症状かもしれません。

しかし始まりは似ていても、顔面けいれんや眼瞼けいれんというそれぞれ違った病気の可能性もあるんです。

これらの原因や対処法は?

何科に行くべき?

それでは、詳しくお話ししていきましょう。


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上まぶたか下まぶたが片方だけピクピクするのは顔面けいれん?

上まぶたか下まぶたが片方だけピクピクする

顔面けいれんは、顔面の片方がけいれん(ひきつり)する病気です。

片方の上まぶたか下まぶたがピクピクすることから始まることがあり、最初のうちは良性のものと区別がつかないことも。

症状は、目の周りの筋肉全体に及び、口角のひきつりなどに広がっていくのが特徴です。

【顔面けいれんの症状】

  • 上まぶたもしくは下まぶたがピクピクする
  • 上下のまぶたがピクピクする
  • 意思に関係なく目を強く閉じてしまう
  • 頬がピクピクする
  • 口角がひきつる
  • 顎の下がひきつる
  • けいれんの間隔が短くなり常にけいれんするようになる

名前の通り、顔面神経(7番目の脳神経)の出口が動脈に圧迫されることが原因とされています。

また同じく動脈の圧迫が三叉神経(5番目の脳神経)に起きた場合は、三叉神経痛(顔面の強い痛み)として現れます。

顔面けいれんは、顔の片側に起こるのがほとんどで、両側におこることはほとんどないとされています。

顔の表情をつくる筋肉が意思とは無関係に勝手に動き、目を閉じる動きと口角(口の端)が上がる、頬やあごの下がひきつるなどの動きが同時に生じます。

ストレスがかかったり、緊張したりするとひどくなる傾向があり、重症化すると目を閉じ続け、開けられなくなることもあります。

治療は、ボツリヌス療法(ボツリヌス菌毒素を原因筋に少量注射し、麻痺させる方法)がとられます。

効果が減弱した場合などは、顔面神経から血管を外す手術(血管減圧療法)が行われることがあります。


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目がピクピクするときの原因と対処法とは?

目がピクピクするのは何科に行くべき病気

目がピクピクする症状では、「眼瞼ミオキミア(ミオキミー)」があります。

これは、疲れやストレスがたまったときに片側のまぶたに起こる良性の症状で、通常は治療の必要はありません。

しかし上述の「顔面けいれん」と初期症状がとてもよく似ており、鑑別が難しいとされています。

一方、目の周りのみのけいれんや両側性の症状では、「眼瞼けいれん」が疑われます。

これも目の周りの筋肉のけいれんという点では似ています。

でも「羞明(まぶしい感じ)や「目が乾く」、「目がショボショボする」、「まばたきが多くなる」といったドライアイのような症状(主訴)から始まることが多く、疾患としても区別されます。

【眼瞼けいれんの症状】

  • まぶしい(屋内の蛍光灯やパソコン、テレビの光でも)
  • 眼が乾く
  • 眼がショボショボ、ゴロゴロする
  • まばたきが多くなる
  • まばたきがコントロールできない(強く閉眼してしまう)
  • 手指を使わないと目が開けられない
  • 片目をつむってしまう
  • まぶたが垂れる
  • 人や物によくぶつかる

原因は、大脳基底核や視床、ドーパミン系の異常と言われていますがはっきりしたことは不明です。

また抗不安薬や睡眠薬などの服用が関与しているとの報告もあるようです。

治療は、対症療法しかなく、顔面けいれんと同じくボツリヌス治療が主に行われています。

また羞明に対しては「遮光眼鏡」が用いられます。

またけいれんに対して瞼を軽く触れるパーツ(固有感覚を刺激してまばたきをコントロールする)のついた「クラッチ眼鏡」が併用されることもあります。

これら顔面けいれん、眼瞼けいれんについては、まずは「眼科」の医師に相談してみましょう。

顔面の症状という身体的にも精神的にもつらい状態が続くこと、そして機能的に視界が奪われる可能性もあることから、見過ごすことはできません。

気になる症状があったら早めの受診をおすすめします。


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