腎臓に良い食べ物とは?お茶や野菜、果物などのおすすめをご紹介!

腎臓は血液をろ過し、尿を作って私たちの身体にとって不要となった老廃物や塩分を身体から排泄する役割を持っています。
また身体にとって必要であるものは再吸収し、体内に留めるということもしています。
腎臓は私たちの身体にとって、必要、不必要という判断を毎日当たり前のように瞬時に行っているんですね。
ですから腎臓の機能が低下すると、この判断能力が鈍り、尿が出なくなったり、本来老廃物として体外に排出されるはずのものが身体に残り、蓄積されていきます。
いわゆる尿毒症という症状です。
老廃物や毒素が体内にあるので、顔色も悪くなります。
腎臓は一度その機能が著しく低下すると、なかなか元には戻らない為、普段の生活からケアすることがとても大切です。
そこで今日は日々の生活から、腎臓をケアする方法をお伝えしたいと思います。
腎臓に良い食べ物とはどんなものでしょう?
その中でも特に代表的なものといえば、お味噌汁の定番、しじみです。
しじみエキスなどのサプリもありますが、やっぱり食べ物から摂取するのが一番いいとされていますので、昆布でだしをとり、しじみやワカメを入れたお味噌汁などは毎日手軽に出来ます。
そこに豆腐や揚げ出しを入れると良質のたんぱく質も一緒に摂取できますのでおススメです。
また豆類には利尿作用、解毒作用があります。
大豆や黒豆、あずきなどを積極的に摂取しましょう。
五目豆にすると野菜、海藻類など他の栄養素も一緒に取ることができますし、酢大豆といって、炒った大豆をお酢の中に入れてしばらく置いておくと、やわらかくなり、食べやすくなります。
疲れも酢の作用で取れますので、一石二鳥。
一日数粒を目安に摂取して下さいね。
飲み物やお茶で効果があるものは?
できれば冷たい水ではなく常温のお水、もしくは白湯(昨晩沸騰させたお湯を自然に冷ませたもの)をゆっくり飲むといいでしょう。
一日の摂取量に関しては、さまざまな見解があり、一概には言えないことと、医師から制限を受けてらっしゃる方もいらっしゃると思います。
ですので、自分の体調や変化を見ながら、医師と相談し、決めていくことが大切です。
またほかに腎臓に良いとされている飲み物は、「尿をアルカリ化してくれる飲み物」です。
尿がアルカリ化すると尿酸が溶け込みやすくなるので排出されやすくなります。
ですので、クエン酸ジュースを飲むのがいいとされています。
黒酢や梅ジュースなどはクエン酸が豊富に含まれています。
もちろんクエン酸そのものを水に溶かして飲用するのもいいでしょう。
また刀豆茶(なたまめちゃ)というお茶が腎臓に良いと言われていますが、刀豆茶はカリウム含量が多いという特徴があります。
ですので、カリウム制限がある方は多飲を控えて下さいね。
他にはスギナ茶、柿の葉茶などもいいとされています。
野菜、果物、その他の食べ物とは?
腎臓の機能強化や改善によいとされているのは、キャベツやにんにく、ゴマなどです。
また利尿作用があって良いとされているのが、ほうれん草、ハト麦などです。
これらの食べ物にはカリウムが多く含まれています。
カリウムは塩分の摂取量を控える働きがある為、塩分の過剰摂取を抑制してくれるのです。
他にも山芋も利尿作用があり、また腎機能を高めてくれると言われています。
少しずつでも食べ続けるといいとされていますので、毎日100g程度を目安に摂取するようにしましょう。
擦ってごはんや麺類にかけたり、そのままスライスでお醤油をかけて食べるなど手軽に摂取しやすいと思いますので、お試し下さいね。
また白菜はカリウムの含有量が多く、茹でたり煮たりしても壊れにくいので、効率的に吸収することができます。
スイカも同じくカリウムが多く含まれ、利用作用がありますので、これからの季節、食後のデザートに加えてみてはいかがでしょうか?
あと果物では柿などもオススメです。
柿は医者を遠ざけると言われる位、大変栄養豊富な果物で、オススメです。
いかがでしたでしょうか?
腎臓に良い食べ物は、身近に摂取できるもので沢山あります。
積極的に摂取して、腎臓の働きをサポートして下さいね。