40代の体のだるさをとる方法。肩こり、眠気の解消法を実践してみよう!

寝てもなんだか眠気がスッキリしない、そんな疲れを感じている方も多いのではないでしょうか?
夏の暑さが去り、日中の蒸し暑さはまだ残っているが、ようやく朝晩が涼しくなってきましたね。
しかし過ごしやすくはなってきたものの、そんな気温の変化に体はついていないのかもしれません。
20代、30代のときには寝れば回復できていた体のだるさ。
働き盛りで自分自身では、「まだ若い」、「無理も多少は大丈夫」と思っている方!
体は幾分か気持ちよりも正直者のようですね。
多くの方は肩こり、眠気、夏のだるさが残っていることを実感されていることでしょう。
今日は特に40代の体のだるさにスポットライトをあてていこうと思います。
併せて、もう40代ではない方にだって体のだるさはきっと各々あるでしょう。
20代、30代だって寝ても眠気やだるさが解消されないことも多々あります。
まだ40代になっていない方も、いずれはやってくる40代。
何故だるさが残るのか、その原因とだるさをとる方法を一緒に考えていきましょう。
「だるさ」の正体とは?
定期健診の結果や医師から「異常なし」と言われても残る体の不調。
異常がないのに何故こんなにもだるいのだろうと不安になる人もいることでしょう。
寝ても取れないく辛い「だるさ」の正体、それは自律神経の乱れた状態なのです。
自律神経とは全く違う二つの働きをする交感神経と副交感神経の作用で、体の調子を整える働きをしています。
それぞれの役割は、交感神経は昼間に体を活発にさせ、副交感神経は夜に心身をリラックスさせる機能だ。
だるさは自律神経の二つの機能が乱れることで、自分の意思とは関係なく引き起こされると言えるでしょう。
自律神経の乱れた状態とは「体が重く倦怠感がある」「心がスッキリしない」などが代表的です。
そのようなだるい状態に至る過程に、「疲れ」があります。
私たち現代人は日々仕事やストレスでとても心身が疲れています。
夏の終わりには気温の急激な変化から体が疲れてしまいます。
特に40代や50代の人は、「若い頃より疲れやすくなった」と実感されていらっしゃることでしょう。
体力的にも年齢的にも40代といえば長寿大国ニッポンでも人生の折り返し地点。
その年齢を過ぎると疲れやすくなってしまうというのは頷けることですね。
「疲れ」は体からのメッセージ
疲れには以下のような症状があります。
- 肩こり
- 腰痛
- 不眠
- 気分が憂鬱
- 筋肉痛
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 微熱
- 内臓の不調など
このような疲れの症状が出たら、それは「体を休めてあげましょう」という体からのメッセージ。
そのメッセージをちゃんとキャッチ出来れば、疲れから引き起こされる自律神経の乱れた「だるさ」の状態に至ることを防げるかもしれませんね。
疲れやだるさの症状が現れる理由を探ってみましょう。
何故、疲れたり、だるくなるのか?
何故、私たちの体は疲れたり、だるくなったりするのでしょう?
それは、「体を守るため」なのです。
仕事や遊び、人間関係などで集中しすぎると疲れたり、だるくなったりしますよね?
それはまず、人の体は呼吸をして常に酸素を体内に取り込んでますが、その数パーセントは活性酸素になります。
活性酸素は体内に侵入してきた細菌をやっつけてくれますが、同時に正常な細胞も傷つけてしまいます。
正常な細胞の修復を行うとき、酸素を取り込み大量のエネルギーを使うことで疲れが生まれます。
そうした疲れや疲れからくる自律神経の乱れやだるさは、免疫力をさげます。
免疫力(抵抗力)が弱まれば、病気になる心配も出てくるでしょう。
40代の「だるさ」から疑われるコワい病気とは!?
病気は免疫力の低下から起こりやすくなります。
では、どういった病気があるかを見ていきましょう。
更年期障害
まず40代のだるさに疑われる病気は「更年期障害」。
男性も更年期障害になりますが、特に女性が多いのには理由があります。
女性が一生で分泌する女性ホルモン(エストロゲン)の量は耳かき一杯分ほどと言われています。
そのエストロゲンは閉経などを機に、卵巣の働きが一気に弱まって急激に減少してしまいます。
バランスを崩したホルモンを元に戻そうとし心身に負担がかかり、倦怠感に悩まされるようになります。
がん
次に「がん」を心配される方も多いことでしょう。
近年では、がんになる確率が2人に1人に増えていることは周知のことですね。
がんは免疫力が低下して、体が自分自身を守るために過剰に正常な細胞を攻撃して起こるもの。
肉体的または精神的なストレスからくる病気と言えるでしょう。
糖尿病
「糖尿病」は、すい臓で作られるインスリンというホルモンが働かなくなって起こる病気です。
インスリンは血中の糖を分解し、細胞を介して体中に栄養を取り込み運びます。
その機能が低下すると血糖値が上がり、のどが渇き、尿が濃くなってくるでしょう。
それは糖を尿の中にたくさん含んで放出するからです。
糖が放出されると、体内のエネルギー源として脂肪やタンパク質が使われるので体重が減ります。
体重の減少から、だるさを感じるようになってきます。
他に糖尿病の合併症として有名な、腎症や網膜症、神経障害なども注意が必要ですね。
「だるさ」を撃退しましょう!
このようにさまざまな病気と関係している「だるさ」。
だるさを感じたらすぐに病院に行き、何もなければすぐ病気の予防を始めても遅くはないでしょう!
今からあげることを参考に、是非一緒にモヤモヤとした「だるさ」を撃退しましょう。
そもそも年齢を問わず、夏の疲れはなぜ秋先に出てくるのでしょう?
それは夏の暑さが去り、朝晩の冷え込みで血行不良となることで疲れが取れにくくなるのです。
血液が循環することでリンパの流れがよくなり、疲れの元となる老廃物を体外排出できるのです。
皆さんも以下の方法で、寝ても取れないだるさを一緒に撃退していきましょう!!
大切なポイントは「体を温める」こと!
特に40代の体のだるさは、筋力の低下による血行不良が大きなファクター。
血行促進できれば、頑固なだるさからの回復も夢じゃないのです!
健康にいいと言われている体温は「36.5度」以上!
これは免疫細胞が活発になりはじめた温度なのですが、皆さんは自分の体温(平熱)をご存知でしょうか?
専門家によっても色々な意見がありますが、最低でも36.5度以上が理想とされています。
何故、36.5度以上かというと、免疫細胞が活発になり始める温度だからなのです。
体温が1℃下がると免疫力は37%落ち、1℃上がると60%活性化すると言われていて、体温は免疫細胞の活動に大きく関係します。
特に低体温だと免疫細胞が働かず、日常のことなら風邪をひきやすくなったりしますね。
老廃物が引き起こすアレルギー疾患やリウマチ、免疫細胞(NK細胞)が働かずガンのリスクも高まります。
これを機に一度体温計を出してきて、はかってみましょう!
最後に、体温を上げる簡単な方法をまとめてみましたので、皆様の健康に是非ご活用くださいませ。
- 太陽を浴びてセロトニン増量
- 足湯で下半身ぽかぽか
- 生姜や胡椒でスパイシーなご飯
- 青背の魚で血液サラサラ
- スキンシップは案外大切
- リラックスで良質な睡眠
- 一日の終わりに幸せを振り返る
以上のことを参考に体温を上げ、「だるさ」を撃退しましょう!
そして健康な心と体で笑って大事な家族と暮らしていけるといいですね!