肝班が消えたのには理由がある。飲み薬を継続することで効果あり!

最初はそばかすかな~と何気なく気にしていたらだんだんと小さかったしみが広がっていくような体験をされたことはありませんか。
ご存知かと思いますが、それは肝班です。
大人の30~40代の女性に多く発症します。
でも肝班は正しい知識を持って対処しないと、かえってひどくなってしまう症状なので、下手に触ったり刺激するのは良くないです。
今回は肝班に対してどのように対処していったらよいか、ご紹介していきたいと思いますので、お付き合いくださいね。
肝班が消えた人は何をしていた?
肝班は化粧を落としてスッピンになって鏡を見たときにすごく気になっちゃいますよね。
近所に買い物に行くのにしても、肝班が気になってお化粧せずには全く外出できなかったり、やっぱり早く治したいなと思ったりする人は多いと思います。
もともと肝班はどのような原因で発生するのでしょうか。
通説では、紫外線によって肝班が発生するといわれております。
最近では精神的なバランスの崩れによりホルモンに影響して肝班が発生するのではないかとも言われております。
経口避妊薬の副作用でも発生した例があるようです。
いずれにしても、肝班は発症してそのままにしておいてもすぐに消えるものではないです。
次の章から具体的な対処法をご紹介します。
飲み薬にはトラネキサム酸配合のものを
トラネキサム酸という成分をきいたことはありますか?
トラネキサム酸はアミノ酸の一種で、効果としてはメラニンという肌の色素の生成を抑えて、抗炎症、抗アレルギー作用があります。
また、しみを発生させる物質の伝達をも阻害するので、ダブルでメラニン生成がブロックされます。
そのため美白や美肌のための成分として欠かせないものといえます。
このトラネキサム酸は肝班や老人性色素班等のシミ全般にも効果があり、美白用の化粧水にも含まれております。
ただ市販薬のトラネキサム酸を肝班が治るまで飲み続けるのはそれなりにコストがかかります。
そこで、ひとつご提案があります。
トラネキサム酸配合のビタミン薬や美白用の飲み薬はドラッグストアでも売っていますが、なんと皮膚科でも処方してくれるのです。
保険診療として処方してくれるので、3割の負担でコストを抑えながら長く続けることが出来ます。
なんとなく肌を白くしたいとか、透明感を持たせたいという目的だと、トラネキサム酸等を含む美肌効果のある薬の投薬は保険診療外になることもあります。
ただし今回のように肝班は病気であり、治療が必要と認められたときに保険診療が適用されます。
このように肝班に効くトラネキサム酸は皮膚科で処方してくれるので、ぜひ利用を検討してみてください。
その他治療に大切なこと
肝班は刺激にとても弱いので、化粧品や化粧水をつけるときに絶対に強くこすらないようにしてください。
肝班は摩擦に非常に弱いので、普段の何気ない摩擦を無くしてやるだけで肝班を薄くすることが可能です。
肝班は紫外線にとても弱いです。
ですので、肝班の症状がある方は日差しが強い中で外出する際は、必ず日焼け止めを最低2度塗りしてください。
できれば部屋の中にいても、薄くでかまわないので日焼け止めを常に塗っておくとよいでしょう。
症状が落ち着くまでは紫外線を浴びることに過敏になっていてください。
また肝班は乾燥にとても弱いです。
コラーゲンやヒアルロン酸を含んだ保湿効果のある化粧水や基礎化粧品等で、肝班のある肌が乾燥しないようにケアを気をつけてください。
肌荒れと同時に肝班の発生は肌荒れのSOSでもあるようですね。
トラネキサム酸の摂取を第一に考えつつ、日頃のお肌の乾燥を最小限になるように日々の生活を工夫してみてください。
私自身もトラネキサム酸ではないですが、美白効果成分のLシステインを何年も飲んでいたら、顔のしみが明らかに減ったことがあります。
最低3ヶ月は続けないと効果は大きく実感できないと思いますので、ぜひ継続してお試してみてくださいね。