つわりの中の食事でおすすめNo.1は「くだもの」。酸味とビタミンで心も体もリフレッシュ!

妊娠中は体重の管理、食事の栄養面に気を使うことが多くなります。
特に「つわり」の時期になるとなかなか食事に手がつかなくなり、酸味のあるさっぱりした食事を好むようになったり、逆にもっとお菓子を食べたい、もっとご飯を食べたいという気持ちを我慢したりする妊婦さんもいらっしゃるかと思います。
そんなつらい「つわり」の時に、おすすめNo.1が「くだもの」なのです。
「くだもの」には、妊娠さんに必要な葉酸やビタミン類をたくさん含むものが多いので、妊婦さんにとって、とても効果の高い食事なのです。
間食でお菓子を食べるより「くだもの」は低カロリーで栄養満点なところも妊婦さんにぜひ食事していただきたい理由の一つです。
そんなおすすめの「くだもの」を紹介していきます。
つわりにおすすめのビタミンたっぷりの「くだもの」とは?
バナナ
バナナ1本には、ビタミンB6が0.38㎎ふくまれており、「くだもの」の中でも1番多くビタミンB6を摂取できます。
スーパーなどで手軽に購入することができるので、つわりで食事がすすまないという方は、少しでもバナナを食べるように心がけてはいかがでしょうか。
バナナの食感が苦手な方は、バナナチップスをおやつ代わりに食事するのもおすすめです。
つわりにはビタミンB6を多く含む「くだもの」がおすすめです。
産婦人科などでつわりの症状で悩んでいる方に、ビタミンB6の点滴が処方されます。
また、ビタミンB6は胎児の内臓器官をつくるのに欠かせない栄養素です。
りんご
りんごにはペクチンという食物繊維が含まれており、つわり時の便秘を解消してくれる効果があります。
その他りんごには、葉酸、ビタミンE、ビタミンCも含まれているので、つわりで苦しいときは、りんごを食べて栄養を摂取することができます。
イチゴ
イチゴは葉酸がたくさん含まれている「くだもの」だと言われています。
葉酸は胎児の内臓機能や末端神経をつくる働きがあり酸味もあるため、妊婦さんには特におすすめの「くだもの」です。
イチゴには100gに90ugの葉酸がふくまれています。
妊娠中に必要な葉酸は1日400ug必要ですので、イチゴを7個(100g)食べるだけで4分の1を補えます。
クレープフルーツ
「くだもの」の中でも酸味が強く、妊婦さんに人気が高いグレープフルーツ。
比較的低価格で葉酸、ビタミンCも含まれています。
ビタミンCには、妊娠中に不足しがちな鉄分の吸収を助けてくれます。
また、グレープフルーツの香りは神経をリラックスさせ血行を良くする効果があります。
グレープフルーツの酸味は、クエン酸。クエン酸は疲労回復効果があります。
疲れやすい妊婦さんには、おすすめの「くだもの」です。
キウイフルーツ
ビタミンB6を多く含み、ビタミンCやビタミンEの栄養素を含んでいます。
甘味が強いゴールデンキウイの方が、ビタミンCとビタミンEは多いと言われています。
食事で「くだもの」を摂るとき、注意することとは?
妊婦さんが「くだもの」を食べるときは1日200gが目安量で、食べ過ぎは禁物です。
「くだもの」に含まれる果糖の過剰摂取は、体重の増加に繋がりますので、適度な量を毎日の食事に取り入れていくのがおすすめです。
バナナ2本(約200g)
りんご1個(約200g)
イチゴ14個(約200g)
グレープフルーツ1/2個(約200g)
キウイフルーツ1個(200g)
「くだもの」はカロリー、糖質、脂質ともに少なく、ビタミンや葉酸を摂取できるので普段は200g以上食べても良いとされています。
特に体重制限中ではないときは、200g以上食べても問題はありません。
ただし、体重の増加か気になる方は、この目安量を守って食べてみると良いでしょう。
また、「くだもの」を食べる時間にも気をつかって、寝る前や深夜の摂取を控えるようにしましょう。
「くだもの」の表面の皮には細菌が生息しているので、食べる前には念入りに水洗いをするようにしてください。
無添加100%のビタミンたっぷりの果汁ジュースもおすすめ!
無添加の100%果汁ジュースだったら飲み物として飲んでも、「くだもの」を食べた時と同じ効果があります。
つわりでつらい時もジュースであれば、手早くたくさん摂取できるので、おすすめです。
くだものの組み合わせで酸味も調整でき、飲みやすくできますね!
つわりのつらい時は水分補給に「レモン水」もおすすめ!
【材料】
水 1.5リットル
レモンスライス 5~6枚
レモンスライスを水にいれるだけ!1.5リットルのペットボトルにスライスレモンを5~6枚入れておくとすぐに飲めて楽です。
水は天然水がおすすめですが、水道水なら一度沸騰させてカルキを抜いた湯さましを使うと美味しく飲めます。
レモンの枚数で酸味を強くできるので、お好みでお試しください。
レモン汁には殺菌作用もあります。
お口の衛生は妊婦さんには絶対不可欠です。
レモンには殺菌、抗菌作用もあるので、口臭予防や歯・のどの炎症を抑える効果もあるようですよ!
・沸騰させた水は傷みやすいので、作り置きをするなら2日程度で飲みきってください。
・レモンの皮には防腐剤などが付着している事もあります。しっかり洗ってから使うことをおすすめします。
いかがでしょうか?
体力をつけないといけないけど食べられない。そんな時に食べやすく栄養がとれる「くだもの」は特におすすめです。
料理する手間もなく、つらい時期には手軽でいいですよね。
ぜひお試しください。