さぼり癖を100%克服する方法。「仕事や学校に行きたくない」のには理由があった!

一度なってしまうと、なかなか抜け出せない「さぼり癖」
自分自身では毎回後悔していて、これからは絶対変わろうと何度も思うけど、どうしてもその場になると体が動かなくなり、最終的にはそれが悪い習慣となって、精神的にも自ら追い詰められて…
仕事や学校に行きたくなくなる…
そんな恐怖のさぼり癖から抜け出すための方法を徹底解説します。
・毎朝、仕事や学校に行きたくないと感じ、仮病をつかって休んでしまう
・今日やらないといけないと分っているが、どうしても体が動かない
・人との約束直前になると嘘の理由をつけて欠席してしまう
・会社で仕事中にどうしても眠くなりさぼって仮眠をしてしまう
・会社で仕事中に業務とは関係ないことをしてしまう
・大勢の場に行くのが不安になり行きたくなくなる
・特定の物事だけではなく、何に対してもやる気が出ずにゴロゴロしてしまう
・家の外に出ること自体に抵抗があり、食事も宅配などに頼り一歩も出ない
・部屋を全く片づけることが出来ず、物をよく無くしたりする
・嘘をつきたいわけではないのに無意識に嘘が口から出てしまう
あなたも一度はどれかに心当たりがあるのではないでしょうか?
それほど、現代社会で働くサラ―リマンにとってさぼり癖は身近な存在と言えるでしょう。
しかしながら、身近な存在といっても、改善するのは相当大変です。
ましてや、後半に記載した特異な症状の場合は、単なるさぼり癖ではなく病気の可能性もあります。
さぼり癖を徹底的に克服せよ
一度、さぼり癖になってしまうとかなりの努力をしなければ決して治りません。
そんなことない!
ちょっと気合を入れればすぐに治るんじゃ?
そう思っている人ほど、このさぼり癖はなかなか治りません。
そもそも、さぼり癖とは一種の依存症であり、さぼり依存症といったほうが分かり易いかもしれません。
アルコール依存症
ニコチン依存症
ギャンブル依存症
どんな依存症でも徹底的に改善対策に取り組まなければ改善が難しいとされています。
さぼり依存症も同じです。
あなたが、心からさぼり癖を治したいと考え、そして本気で努力をしなければ決して改善されません。
では、具体的にさぼり癖を治すにはどのような対策をとればよいのでしょうか?
一般的には下記のような対策が有効とされています。
1 . 規則正しい生活リズムと食事

人間の心と体は連動しています。
心が病めば体に症状が出ますし、体を壊せば心も病みます。
病は気からとも良く言いますね。
さぼり癖を一種の心の病と考えると、まずは体のコンディションを整えていくのが効果的です。
毎日の早寝早起きを心掛け、バランスの良い食事をとり、適度な運動を生活に取り入れる。
正直、これに勝る対策はないと言っても過言ではありません。
あなたがもし 「夜更かし」「朝寝坊」「偏食」「運動しない」 などに心当たりがあるのならば、まずはこの対策から取り組みましょう。
2 . さぼれない環境を構築する

一度、さぼり癖がついてしまった人が自分一人でさぼりから自制するのは至難の業です。
そこで、自制が出来ないのであれば他制に頼りましょう。
具体的には、自分のさぼり症状に合わせて、さぼれない環境を構築していきましょう。
例えば、あなたが朝どうしても起きられず、仮病をつかって休みがちだとしましょう。
その場合、対策として、毎朝 同僚と一緒に出社する約束をしたり、毎朝 友人と朝一でウォーキングをする約束をしたり、毎朝1時間前に出社をし同僚とコーヒーブレイクミーティングをする約束をしたりしてみましょう。
そうすることであなたは例え自制が効きづらい時でも、他制によりさぼりを抑制することができるはずです。
3 . とりあえず1週間だけ続けてみる
例えば、「よし。12月1日からは絶対に仕事中サボらずに頑張ろう!」と決める人がいたとして、この目標に終わりがないことが分かるでしょうか?
1月になっても、2月になっても、1年後もその目標は継続中です。
この様な目標の掲げ方をすると、ちょっとしたことがキッカケにまた元に戻ってしまうことが多いです。
せっかく、1ヵ月以上続けて頑張っていたのに、1日彼女とケンカしてサボってしまって、「もう目標は途切れたからやる気なくなった…」となるのです。
先ほど、アルコール依存症やニコチン依存症などと同じくサボり癖も一種の依存症だと解説しましたが、この様な依存症を改善克服するには、達成目標を極端に短く容易なものすることが大切です。
さぼり癖と思っていても、実は病気の可能性もあり
さぼり癖と病気は紙一重の存在です。
一見、だらしない単なるさぼりと思っていても、実は重度なうつ病なんてこともあります。
病気の場合、無理に自分を追い込むと余計に症状が悪化することもだってあります。
中々改善されない場合は、全てを気合で解決しようとせずに、精神科などで診察を受けるのも良いでしょう。
・ADHD/ADD(注意欠陥・多動性障害)
・ミュンヒハウゼン症候群
・うつ病