異常な眠気はスピリチュアルに原因あり?倦怠感や糖尿病も。

「さあ、今日はこれから重要な会議が始まるぞ。よし、気合入れてプレゼン決めてやる!」
と意気込んでいた矢先、突然あなたを襲ってくる異常な眠気。
昨日あんなにたくさん寝たのに。私ってどうしちゃったんだろう~。。
あなたはこのような体験をしたことありませんか。
あなたを突然襲ってくる異常な眠気は、実はスピリチュアルなことに影響されているかもしれません。
「スピリチュアル」とは、自己啓発や精神世界といった、心のあり方を扱う分野のことを指します。
心の奥底の精神的な世界やまたは霊的な世界のことも指しています。
また身体が何かしらの病気にかかっていて、その危険信号として異常な眠気を発生させることもあります。
では、スピリチュアルなことによる異常な眠気から、みていくことにしましょう。
スピリチュアルなことによる影響
人間の人生も、幼虫からサナギになっていく蝶と同じで、大きく変わろうとする瞬間には眠たくなって夢見心地になるそうです。
訳も無く急に眠たくなるのは、精神世界に意識が近づいているからであって、もうすぐ大きな夢がかなう前兆でもあるといわれています。
また人生がより良い方向へ変わろうとする時は、強い困難に立ち向かっている場合が往々にしてあります。
その困難に対して、少しでも楽に歩みをすすめていけるように、強い眠気で夢を見ているかのような気分にさせているということもあるらしいのです。
いずれにおいても、強い眠気は良いことの予兆であると、昔から考えられていました。
そういう意味ではこのようなときの眠気は、良い兆しとして期待しても良いのではないでしょうか。
倦怠感をともなう症状のときは
もし、眠気と共に倦怠感や全身のだるさを感じていたら、それは何か大きな病気の危険信号かもしれません。
まずひとつ考えられるのは、うつ病です。
会社や家庭環境でのストレスによって、だるい、やる気が出ないなどの心の症状がでたりしていませんか。
また眠気と共に、肩こり、頭痛、胃痛、下痢などの不調が併発していたら注意してください。
あとは自律神経失調症の影響も考えられます。
自律神経失調症とは、自律神経のバランスがくずれて、身体的ストレスを引き起こす病気です。
イライラするという精神的な緊張下に長期間置かれたり、また急激な気候や気温の変化だったり、そのようなことにより引き起こされます。
ですので、季節が変わる頃に自律神経のバランスを崩しやすいとも言われております。
「春眠暁を覚えず」という漢詩の有名なフレーズがありますが、まさに「言い得て妙」ですね。
他には、不眠症やSAS(睡眠時無呼吸症候群)の可能性もあります。
夜間十分な睡眠を確保できない不眠症や、呼吸障害により浅い眠りにしかつくことができないSASは、日中の異常な眠気を引き起こす原因です。
またひとことで不眠症といっても、寝つきが悪い「入眠障害」、寝てる途中で何度も目が覚める「熟眠障害」等があります。
そのような自覚がある方は、一度精神科の外来をいってみることをオススメします。
血糖値の異常による眠気
他に病気による異常な眠気の原因として考えられるのは、糖尿病の影響によるものです。
しっかりと三度の食事を摂っているのに、あるとき突然強烈な空腹感に襲われたりしませんか。
異常な眠気や空腹感におそわれることがあるときは、糖尿病の兆候かもしれません。
糖尿病による眠気の理由は「急激な血糖値の乱高下」によるものです。血糖値が異常に低下すると、それは体内に必要なエネルギーが不足していると脳は判断します。
その脳が命への影響を感じて、身体を急激に休ませようとして、危険信号として強烈な眠気を発生させるというメカニズムです。
それぞれの対策について
まず精神疾患や不眠症による異常な眠気は、やはり精神科や心療内科へ通院することが大切です。
また普段の生活を見直すと共に、日々の生活に適度な運動を取り入れましょう。
運動により抱えていたストレスも軽減し、ほどよい疲れによる質の良い睡眠を得られることも期待されます。
糖尿病による眠気の場合は、食事の見直しが大切です。
血糖値を上げやすい食事はなるべく避けるようにしましょう。
最近は糖質制限のための食事レシピや、血糖値を下げる食品について書かれた本も多いので、ぜひ書店でそういう書籍をチェックして、できることから行動にうつしていきましょう。
もし糖尿病の疑いがあったらもちろん医療機関でもまず診察してもらってくださいね。