口臭の主な原因は胃腸にあり!でも、おばさんと子供では違った対策が必要だって知ってた?

今まで「口が臭いかも」と思ったことはありますか?
もしかしたら口臭の原因が胃腸にあるかもしれません。
口が臭っているかもと思うと至近距離で話す時、ドキッとしますよね?
口臭は誰かに聞かれても正直に答えにくい問題です。
「私の息、臭うかな?」と思う方。
必見です!
おばさんの口臭の原因はここにあった!原因と対策まとめ
一般的に内臓からくる口臭は胃腸が原因の場合がほとんどです。
口の中に口臭の原因がなくても、臭いの強い物を食べたり、食生活の乱れなどにより、胃腸の機能が低下し、口臭が発生します。
口臭は男性が多いというイメージがありますが、女性も年をかさねておばさんになってくると、ストレスやホルモンバランスの影響で口臭が発生することがあります。
胃からくる口臭の原因。逆流性食道炎とは?
内臓からの口臭と聞くと、胃からの臭いを考える人が多いと思います。
胃と口は弁によって塞がれていて、逆立ちをしても胃の物が逆流することはないのです。
そのため、ゲップなどを除いて胃からの臭いが口に上がって口臭になることは通常ありません。
しかし、この弁の機能が低下すると胃からの臭いが口臭となる可能性があります。
胃の弁の機能が低下する原因として、「逆流性食道炎」という病気があります。
逆流性食道炎は胃液が食道に逆流する病気で、胃液が口まで上がってくる呑酸という症状が現れます。
この際、胃酸・胃の内容物が発する臭いが口臭となります。
胃腸からくるひどい口臭「逆流性食道炎」を改善するには?
軽い胸焼けだったり、一時的な食べ過ぎ・飲み過ぎによる胸焼けであれば、生活習慣の工夫で解消できることがあります。
胸焼けを起こしやすい食べ物・飲み物を避けるようにしましょう。
1.てんぷら、とんかつなどの油物など
2.ご飯、パン、いも類、もちなど
3.ケーキ、あんこ、あずき、チョコレート、ココアなどの甘い物
4.香辛料
5.アルコール
6.タバコ(食べ物ではありませんが)
7.コーヒー
腸からが原因口臭。食生活を変えれば改善できる?
口と腸は直接つながってはいませんが、腸で発生するガスにより口臭が発生することがあります。
腸で発生したガスのうち、数%が腸から血液に吸収され肺に送られます。
そのガスが呼吸として口から排出されます。
普段口臭がない人でも、焼肉や餃子、ニンニクなどの臭いが強い食事を大量に食べると、いくら歯を磨いても翌日は口臭がします。
この臭いは腸からの口臭になります。
毎日のように肉や臭いの強い食事している場合、腸内環境は善玉菌より悪玉菌が優位な状態になります。
腸内環境が悪玉菌優位な状態では、食べたものが正常に分解されず腸内で腐敗し、ガスが発生します。
このガスが血液中に溶け込み、呼気として口臭となります。
またオナラを我慢するとオナラの臭いが口臭として出ると言われて、これも同じ原理です。
口臭を改善するには腸内の善玉菌を増やすようにバランスの良い食生活送る必要があります。
これが口臭を防ぐ善玉菌を多く含む食品だ!
毎日の食事で腸内の善玉菌を増やし、口臭対策をおこないましょう。
豆類、コンニャク、キノコ類、干しシイタケ、切干しダイコンなどの乾物。
■オリゴ糖が豊富な食品
タマネギ、ゴボウ、アスパラガス、バナナ、牛乳、ハチミツ。
■発酵乳製品
ヨーグルト
子供の口臭の原因はここにあった。口臭の対策を徹底研究!
口臭は大人だけではなく、多くの子供にも口臭はあるのです。
原因は、虫歯や歯磨きができていなかったり、ウイルス性の風邪、鼻などがあるようです。
おばさんの場合だと、この3つの他にストレスで胃腸が悪いという原因もあるのですが、子供の場合、一番よく聞くのが朝起きた直後の口臭(生理的口臭)です。
生理的口臭は、その時の体調や口内の環境、精神状態によって変わり、口の中の唾液が少なくなり、細菌が繁殖するのが一番の原因と言われています。
人の口の中は暖かくて湿っているので、細菌にとっても居心地がいい環境のため、数えきれないほどの細菌が住み着いているのです。
その細菌は、唾液でサラサラと潤っている口の中よりも、乾いてカラカラになっている口の中が大好きです。
細菌たちは乾いた口の中で活発に活動をし、繁殖をしていきます。
そしてその繁殖をする時に臭いガスを発生させ、それが口臭となるのです。
細菌は、抗菌・殺菌作用がある唾液が苦手です。
しかし、唾液の量が減って口の中が乾燥すると、抗菌・殺菌作用が低下してしまいます。
日中、唾液は食事や会話などの刺激を受けることによって分泌されていますが、寝ている間は口の中に刺激がないので唾液の量が激減し、口の中が乾燥気味になります。
この状態で、最近の子供たちに多く見られるのが「口呼吸がくせになって、口を開いたままで寝ている」「何かの原因で鼻が詰まり、口呼吸しか出来ない状態で寝ている」と、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。
細菌が増え、口臭の原因となると悪臭ガスが大量発生してしまいます。
でも、大丈夫です。
子供の朝の口臭は、とても簡単なある対策をするだけで、臭いと激減させられるのです。
1.唾液の分泌量を増やすために、こまめに水分補給。
2.寝る前の歯磨きをしっかりして、口の中を清潔に。
3.口呼吸ではなく鼻呼吸を心がける。鼻呼吸のトレーニングをする。
実際にうがいだけでも口の中の細菌は、沢山減るようです。
うがいの後はコップ1杯の水を飲むと、より効果的です。
体に取り込む水分量によって唾液の量も変わってきます。
水分を欲している口の中に水をゆっくり含むだけで刺激になり、唾液の分泌が促進されて口の中が潤います。
ただし、口臭の原因が虫歯や歯周病など他の病気が隠れている場合には、あまり効果は期待できません。
更に鼻詰まりが原因でスムーズに鼻呼吸ができない子の場合は、鼻炎や蓄膿症などの鼻の病気が隠れている場合もあります。
耳鼻科に相談されるのも良いと思います。
いかがでしたか?
私の口は臭うのかな?
口臭は気付いていても相手に伝えにくいものです。
心配なあなた。
自分で口臭が強いのかチェックする方法があります。
口臭のセルフチェックをおこなってみましょう。
1.ビニール袋に息を吹きこみ、逃げないように閉じ込めます。
2.一度新鮮な空気を吸い直して、鼻をリセットしてから閉じ込めた息の臭いを嗅いでみます。
3.朝起きた時や食事の後など、条件によって臭いは変化します。
様々な場面でチェックしてみましょう。