鼻づまり解消は寝方にあった!花粉症にも効果的なスゴ技とは!?

昼は割りと平気で過ごせるのに就寝前になると、急に鼻がつまってきたりします。
あれはどうしてなんだろう? そう思ったことありませんか。
実は昼は活動的のため交感神経が働いているので鼻づまりは比較的夜に比べて起きづらいです。
しかし夜になり身体が休まり副交感神経が働き始めると、身体の治癒や回復機能が動き始めます。
夜に身体の中の回復活動がスタートし、それにつられる形で鼻水や鼻づまりがおこってくるのです。
だから寝る前や寝ているときに鼻づまりになるのですね。
では睡眠前や睡眠中にもそんな鼻づまりから開放されるためにどうしたら良いでしょうか。
その方法について次の章からご紹介していきます。
鼻づまり解消の仕方
鼻づまりを解消して寝るにはその前の寝方がとても重要です。その方法についてご紹介していきます。
・ 寝る前に温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲むと入眠に向けて気持ちも落ち着きます。
それに温かい飲み物の蒸気を深呼吸して鼻から吸い込むことによって、鼻の通りがよくなります。
メントール系のハーブティーなどはさらに鼻つまりの解消に役立ちます。
・ 部屋の湿度を適切にする
乾燥した部屋にいると、どうしても鼻水の分泌が増えて鼻づまりの原因になります。
加湿器を上手に使って、部屋を適切な湿度(冬45~60%)くらいにコントロールしてください。
・ 玉ねぎのにおいをかぐ
玉ねぎに含まれる硫化アリルに含まれる成分には粘膜の炎症を抑える作用があります。
寝る前に鼻のそばに玉ねぎを持ってきて数回においをかいでみたり、枕元に玉ねぎを置いて寝るとよいでしょう。
・ 温かいタオルを鼻の上にあてる
鼻をあたためることによって、血液の流れがよくなり、鼻孔が緩和されて鼻の通りがよくなります。
温かいタオルは、濡れタオルを棒状に丸めてラップでくるんだものを、電子レンジで1分くらい加温すると簡単にできます。
・ 塗るタイプの鼻づまり改善薬を使う
胸などに塗ることで、鼻水や鼻づまりの症状を緩和するお薬があります。
メントールの匂いによって鼻の通りも改善されて効果的に作用します。
ただ強いにおいが寝る前に苦手な方もいると思うので、人によって寝づらいかもしれません。
・ 枕を高くして寝る
枕を高くして適切な高さで寝ることで、呼吸のしやすい気道になり、熟睡しやすくなります。
鼻づまりそのものを緩和することはありませんが、息苦しさが緩和するので睡眠の質が改善すると思います。
・ 氷をなめる
花粉症等のアレルギーによる鼻づまりは、鼻孔付近の炎症が原因となっています。
その炎症を冷やすために氷を口に含んで、ゆっくりと溶かすことで、炎症の緩和になり鼻づまりの改善に役立ちます。
ただし横になったまま氷を口にいれると危ないので、身体を起こした状態のときになめるようにしましょう。
また氷を食べ過ぎるとお腹を冷やしてしまい、下痢や腹痛の原因になるので、多くても2個くらいにとどめておきましょう。
・ 鼻孔拡張テープを張る
鼻孔を広げるために鼻すじあたりに貼るプラスチック製の板がついたテープがあります。
これを寝る前に貼ることで鼻孔が拡張されて鼻づまりによる息苦しさが緩和されます。
花粉症による鼻づまりには
風邪による鼻づまりも大変ですが、特に花粉症の方は起きていても寝ていても常に毎年同じ季節に鼻にトラブルをかかえていて大変ですよね。
最近よく言われるのが腸内環境をよくしてやることで、体内の免疫作用を改善し、それが結果的に花粉症の諸症状の緩和につながるということです。
元々花粉症の原因は花粉というアレルギー物質に対して、体内で過剰に免疫作用が働いてしまうことにあります。
腸内は常に外部からの雑菌から体内を守るために免疫細胞が活発に機能しています。
そこで正しい腸内環境を整えることで、全身の免疫機能が強化されるので、結果として鼻のアレルギー症状や鼻づまりも緩和されるのです。
具体的には、ヨーグルトや乳製品、ごまやわかめ、大豆や納豆などが良いといわれています。
ぜひ腸内環境を改善して花粉症や鼻づまりの改善にも役立ててみててくださいね。