足首のむくみの原因と対策をスッキリと解消。アキレス腱まわりを解すツボを画像で紹介!

毎日の仕事や家事に追われ、つい後回しになってしまう自分自身のケア、足首の疲れ、むくみ。
体の疲れの中でも普段気づきにくいのが、私たちの全体重を支えている足首。
今回はそんな縁の下の力持ち的存在「足首」。
足首のむくみの原因と対策について考えていきたいと思います。
特に女性の方、こんな経験をお持ちの方も多いかと思います。
仕事後に自分の靴を履き替えた時、「あれ?靴が入らない!!」なんてことはありませんか?
朝は確かにちょうどよかった靴が夕方にはパンパンに足が腫れて入らなくなっていたり…。
サイズの小さい靴を履いたときのように窮屈だと感じたりしたことはありませんか?
顔やふくらはぎがむくむように、もちろん足首もむくみます。
見た目にも、くびれのない足首は太く短い垢ぬけない決して美脚とは言い難いものでしょう。
そうなった足首は日ごろの疲れを溜め込んで、重だるくなって、ますます動きが悪くなります。
足首やアキレス腱が動きが悪くなると、やがて膝まわりの筋肉は固くなり腰痛の原因にもなります。
そういった足首の腫れを放っておくと、姿勢の歪みにも繋がります。
その他に浮腫んで固くなった足首がもたらす将来における一番の危険性。
それは高齢者になったときに転んで怪我をして寝たきりになってしまうことです。
そうならないためにも、誰でも簡単に出来るストレッチで今日から日々の疲れやむくみを解消していきましょう。
そして怪我を予防し、柔らかくしなやかな美脚を目指していきましょう!
いったい「むくみ」って何?
むくみは、医学用語では浮腫(ふしゅ)とも呼ばれます。
血液の流れにが悪くなりリンパ液が滞り静脈が詰まることで現れます。
血液中の余分な水分がリンパ管の外に染み出て皮下に溜まった状態がむくみです。
むくみのない通常の状態では、血液中の水分は滞ることありません。
血液中の水分はサラサラの血液とともに血管の中を流れて心臓へ戻っていきます。
本来、余分になった水分や老廃物は循環して、汗や呼吸、尿や便などで体外に排出されます。
すなわち、「むくみ」は排出されるべき毒素が体内に滞ったまま、溜め込んでいる状態とも言えます。
そのような状態は決して体にとって良い状態とは言えないでしょう。
むくみは様々な悪影響を体に引き起こしています。
足首がむくむことで体に及ぼす悪影響は?
足首は心臓から遠い位置にあるため、どうしても血流が悪くなりがちです。
東洋医学では、足首のむくみを、「気が滞りやすいところ」と呼んでいるくらいです。
普段体の重さのほとんどを支えている足首には相当大きな負担がかかっていることでしょう。
「足首」がむくむことで起こる体への悪い影響について、以下に考えられることをあげてみます。
- 骨盤の歪み、腰痛
- 冷え症
- 足がつる
- 内臓への負担
- ふくらはぎが浮腫む、など
足首と股関節は繋がっていて連動しています。
ですので足首が凝り固まると、本来あるべき位置に骨盤が戻らなくなります。
また骨盤が歪むことで、上半身を支えようと腰に負担がかかって腰が痛くなるでしょう。
そして、下半身への血流も悪くなり足全体が冷えてしまいます。
心臓へ血液を送り返す役割を持つふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。
足首がむくむとふくらはぎの筋肉は冷えて動きにくくなり、ポンプとして機能しなくなってしまいます。
そうなると全身に血液が送り返せないことで腎臓や消化器へ負担がかかります。
腰痛や肩こりなど上半身にも悪影響が及んでしまいます。
足首がむくむ原因は?
靴底のゴムが、内側または外側だけがすり減ってしまうということはありませんか?
「歩き方」の「癖や荷物の持ち方」などによって、重心が内外の片側だけに寄ってしまいがちです。
それぞれの生活スタイルなどによってももちろん異なっています。
足首がむくむ原因は、血液の流れが悪くなることが大きく関わっています。
歩くことが少なかったり、歪んで癖づいた歩き方をしていることも一因です。
足の裏の筋肉全体が使われなくなり、足首まわりの筋肉やアキレス腱の可動域が狭まります。
凝り固まってしまうことが足首のむくみの大きな原因と言えるでしょう。
仕事などのストレスで血行不良やリンパ液の流れが滞り、老廃物を体外に出しにくくしています。
デスクワークも多い人は同じ姿勢で血流が流れにくくなります。
凝って動きや血行の悪くなった足首は、冷えと疲れを招きます。
そして老廃物を溜め込んでむくみ、様々な体の不調を招く原因になっています。
出来ることなら、心身ともにストレスをなるべく感じることなく過ごすことが一番いいでしょう。
しかし、それも仕事や家事、育児に忙しい現代人には難しいことでしょう。
最後にそんな忙しい方でも短時間で簡単に出来る「足首まわりの解し方」を紹介します!
はじめはポキポキと音がして回しにくかった足首が、毎日続けていくことで可動域が広がります。
凝り固まった筋肉が緩んできたことを感じるでしょう。
そうかんじたときには足首だけでなく、ふくらはぎまで軽くなったことを感じるはずです。
痛いけど気持のいい、足首まわりを解すツボを画像で紹介!
足首をまわしてしっかり解し、軽やかな美脚を手に入れましょう!
早速、その方法を紹介します。
画像をご覧頂くとわかりやすいと思いますのでご参照ください。
- まず、両足を伸ばし、右足首を曲げて自分の方へ引き寄せます。
- 右足首の内くるぶし内側のコリコリした場所を探してみてください。
- 右手の親指でその個所を固定してください。(※画像のピンクのライン箇所)
- 足を組んで、右足首を左太ももの上に乗せます。
- 右親指で固定した個所を軸に、大きな円を描くように回します。
- ゆっくりと伸びを感じながら、ぐるぐる回してください。(※画像の黒い丸の辺りが解れます)
- ※左足も同じように固定して回します。
片足ごとに1~2分ずつ回しましょう。
ポイントはアキレス腱が伸びたときに膝の裏が気持ちよく伸びていたら正解です。
足の甲を伸ばした時は、脛が伸びているのを感じられると思います。
継続して行うコツは、お風呂上りや寝る前などタイミングを自分の中で決めておくといいでしょう。
習慣付いて毎日続けやすくなりますのでオススメです。
はじめは足首が凝っている人は内くるぶしを押さえたときに、少し痛いと感じる場合もあります。
しかし、その痛みは解れていく過程でその痛みはだんだん減っていきます。
この方法は、毎日たった3~4分でどこでも出来るストレッチです。
パンパンに張ったふくらはぎや腰痛をご自身の手で緩めてみてください!