双子妊娠するにはタイミングが大切。その確率やジンクスについて迫る!

最近のトレンドとして結婚の晩婚化と共に初産の高齢化も進んできているようです。
ですので、お産の回数をなるべく減らして、でも沢山の子宝が欲しいと望まれるご夫婦も少なくないようです。
だいたい妊娠2ヶ月くらいするとお腹の様子から双子妊娠の分かる場合もあるようです。
エコーの角度にもよりますが3~4ヶ月もするとほぼ検査をした内容は確定するようです。
では、双子の妊娠をするにはどのようにしたら確率を上げることができるのでしょうか。
今回は双子を授かる方法として科学的根拠の確かなもの、確率論的にデータがあるもの等、様々な話題や、双子妊娠時の注意点等をご紹介していけたらと思います。
双子妊娠をする確率は一般的にどれくらいか?
一般的に自然妊娠で双子妊娠をする確率は、だいたい1%といわれています。
さらに一卵性双生児に特定すると約0.3~0.4%であり、二卵性双生児の方が授かる可能性は高くなっています。
三つ子は0.01%、四つ子は0.0001%しかないそうです。
四つ子は百万人に一人ということは、大都市部でも数件しかいない確率ですね!
通常のご夫婦で排卵日にあわせて妊娠しようとしても自然妊娠する確率は20%前後です。
そのことからも、いかに自然に双子妊娠をするのは確率が低いか良く分かりますよね。
では、どうしたら双子妊娠をする確率を高くできるのでしょうか?
次の章で探っていきたいと思います。
確率を上げる方法はあるの?
双子を授かるのは神様が決めることだから、そんなことと努力して出来るのかしらと思われるのは自然だと思います。
でも医学の進歩によって双子以上を授かる可能性を高める方法について、いろいろあることが分かってきました。
体外受精による妊娠をこころみる。
対外受精をされる方は主に不妊治療によるケースが多いと思います。
不妊治療の際は、妊娠する確率を上げるために体外受精させた複数の受精卵を胎内に戻します。
そのため一度の妊娠で複数の赤ちゃんを授かるケースが自然妊娠より高いのです。
一卵性双生児に限るとだいたい自然妊娠の倍の確率で妊娠するとのデータもあります。
もちろん胎内に戻す受精卵の数はお医者さまと相談して決められます。
母体への影響減のほうを多胎妊娠より優先されるなら、受精卵の1個戻しも選択できます。
とりあえず、体外受精により双子妊娠の確率をコントロールできることは覚えておいて損はないですね。
葉酸を摂取する。
葉酸を含む食品や葉酸サプリは、妊娠前などに摂取することで胎児の先天性障害の防止や妊娠リスクを下げるのに有効であるとされています。
そんな葉酸ですが、どうやら最近の研究結果によると、双子を妊娠する確率が葉酸を摂取することで高まるということが証明されたようです。
研究では、妊娠前から葉酸、葉酸サプリを摂取しておくと双子の確率がアップするとのことです。
葉酸は妊娠のときに必要となる栄養素が豊富に含まれているので、そういう意味でも飲んでおいて損はないようですね。
高齢で妊娠する。
妊娠が双子かどうかはお母さんの年齢によっても影響されるようです。
20歳未満での出産の場合双子の確率は約0.6%ですが、35~39歳の場合だとなんと約22%にもなるそうです。
もちろん双子妊娠は母体や胎児へのリスクも高くなりますから高齢出産という要素が加わると決して良いことばかりではありません。
しかし高齢での妊娠のほうが双子を授かるというのは、自然の神秘というか何とも不思議ですよね。
ここでリスクのお話に少し触れたので、最後に双子妊娠におけるリスクについてご紹介いたします。
どんなことがリスクとしてあるか?
双子を妊娠した場合は、一人の場合よりも様々なリスクが増えるようです。
やはりお母さん一人に対して胎児二人分の栄養と血液が必要となりますからね。
それなりの知識を前もって備えておくことが大切です。
では具体的にどんなリスクがあるかをご紹介しましょう。
早産になりやすい。
もともとお母さんの子宮は赤ちゃん一人分のサイズです。
そこに二人分の赤ちゃんが入るわけですからお腹の張りもきつくなるようです。
そのため予定よりも早く出産するようなケースも少なくないようです。
切迫早産にならないように、双子妊娠した際には妊婦検診の数を増やして対応するようにしてください。
低体重の赤ちゃんになりやすい。
双子以上の赤ちゃんは体重が2500g以下の低出生体重児の確率が7割も占めるそうです。
体重が軽いまま産まれてくると、新生児集中治療室によるケアが必要なこともあります。
そのため設備等の理由により個人病院では対応しきれないケースも考えられます。
双子妊娠と分かったときはそれなりの設備を備えた病院に移ることも考えたほうが良いでしょう。
いかがだったでしょうか。
今回の記事の内容が、あなたのご健康や妊活のお役にたてることを編集部一同お祈りしておりますね。