ゆずの人気レシピを紹介!簡単に作れて保存もできるから便利。

秋が深まってきましたね。
そんな美しい季節の移ろいを感じる頃に、食卓に登場する「ゆず」。
お料理の香りづけなどに重宝する「ゆず」は、これからの季節に欠かせない存在です。
あの独特の香りがお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
みかんほどの手のひらサイズの食材にどんなパワーがそして美味しさが詰まっているのでしょうか?
人気のレシピと合わせて紹介したいと思います。
では、早速見ていきましょう。
ゆずの意外と知られていない栄養価とは
ゆずは元々は中国の長江上流域が原産だと言われています。
唐の時代に遣唐使が持ち帰ったとされており、日本では奈良時代から栽培が始まり、食酢などに使用されていたようです。
比較的寒い地域でも栽培できることから、東北以南で広く作られるようになりました。
ゆずは「香酸かんきつ」に分類され、レモンやライム同様、生食には不向きです。
そういえば、ゆずを丸かじりで食べてる人を見たことないですよね。(笑)
独特の香りと酸味を持っている「ゆず」。
栄養価もその特徴の中に詰まっているようです。
ビタミンC
香酸かんきつ類はビタミンCの宝庫と言われています。
もちろん!ゆずも豊富に含まれていますよ。
しかもビタミンCが豊富な食材として有名なレモンよりもゆずの方が2倍も多いというから驚きです。
ご存知の方も多いと思いますが、ビタミンCには、肌をきれいに保つ効果や免疫力を高める効果があります。
ですので、美肌や風邪予防には頼もしい存在です。
クエン酸
クエン酸は果物に多く含まれる成分ですが、疲労回復や整腸作用に効果があります。
健康維持とダイエットこの両方に効果があります。
ですので、不足すると疲れやすくなったり体脂肪が蓄積しやすくなったり…
疲れを残さず、また余分な体脂肪も残さずにする為に積極的に取り入れたいところです。
リモネン
ゆずは果実だけでなく皮にも栄養素が沢山含まれています。
皮の方が豊富といった方がいいかもしれませんね。(笑)
これは血行をよくする働きがあって、結果血流がよくなり身体を温めると言われています。
第七栄養素として知られるファイトケミカル成分の一つなので、抗酸化作用があります。
身体をサビにくくして、老化防止に効果があるなんて、嬉しいですね。
簡単に作れるゆずの人気レシピとは?
ゆずジャム
最近はゆずジャムを作る方が増えています。
手作りの美味しさにハマられてるのでしょうか?!
パンにつけてよし、ヨーグルトに混ぜてよし、朝の食卓をゆずジャムと共に迎えてはいかがでしょうか?
ゆず4個
砂糖150g
- ゆずを半分に切って果汁を絞って、わたを取ります。
- 皮を薄切りにして水にさらします。
- 鍋にゆずの皮と水を入れ、苦みを取るため、沸騰したら水にさらして絞り、さらして絞りを3回繰り返します。
- 果汁を絞った後のワタと種をひたひたの水に入れて10分程煮ます。
- それをザルにこして、茹でた皮と果汁も入れて火にかけ、沸騰したら150gの砂糖を入れます。
- 強火で煮詰めて完成です。
ゆずバナナスムージー
毎朝スムージーを飲むという方、この季節はゆずバージョンを楽しんでみませんか?
ゆず1個
バナナ1本
ヨーグルト 300~400ml
- ゆずを適当な大きさに切って、種を取り除き、ミキサーに入れます。
- バナナを入れ、ヨーグルトを足します。
- ミキサーにかけてあっという間に完成!
- お好みでメープルシロップも
保存もきく、手作りゆず味噌にチャレンジ!
実は難しそうでいて、とても簡単に作れる「ゆず味噌」。
市販のゆず味噌ももちろん美味しいですが、今年は手作りにチャレンジしてみませんか?
冷凍保存もきくので、沢山作り過ぎても安心ですよ。
ゆず 5個
味噌 500g
みりん 50㏄
酒 50㏄
砂糖 250g
- ゆずをよく洗って、半分に切り、皮と実に分けます。実からは果汁を絞り出し、皮は薄く千切りにします。
- 薄く切ったゆずの皮を沸騰したお湯に入れ、茹でます。沸騰したらざるにあげて水気を切ります。
- お鍋に上記の調味料と味噌をゆずのしぼり汁をいれ、よく混ぜます。そこに水気を切ったゆずの皮を入れます。
- 弱火でコトコト煮詰めます。
- とろみがつくまで弱火で煮込みます。
- 水気がなくなり、ゆずの皮も味噌と同じ位の色に馴染んだら完成です。
田楽やおでんなどの薬味として、また野菜に和えても美味しくいただけます。
まさに万能調味料!(笑)
常備して、色んなメニューに試してみて下さいね。
いかがでしたでしょうか?
色んな食材の味を抜群に引き立たせてくれる名脇役存在のゆず。
主役の味をうまく引き出す頼もしく、そして栄養たっぷりの「ゆず」で、寒さ厳しくなる季節に備え、身体の免疫を高めておきましょう。